プロパガンダ 4/1

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2016/04/post-333.html

円安誘導は、お金を使わずに出来る、安上がりで最も強力な経済政策だ。それなのにそれを理解していいないこと、そして『為替は動かせない』と思い込んでいることが日本の経済対策の誤りだ。だから日本は効果の少ない過激な財政出動に頼りすぎ、財政危機に陥ってしまったのだ。

これは藤巻さんの長年の主張。

量的緩和を終わらせる」という最悪かつ史上もっとも困難な仕事が待っている。黒田日銀総裁に後始末までやっていただかなければならない。

これは藤巻さんの最近の見解。

再度の円安が必要だ。だから私は本国会で、「麻生大臣が『円安が必要だ』と大声で言え」、「マイナス金利は有効だ」、「丸外を創設せよ(来週火曜日の週刊朝日に詳細を書いた)」「量的緩和なら日本国債を買わずに円国債を買え」と主張してきた。安倍総理には「財政悪化の時に財政出動など考えるな」「金を使わず頭を使えば景気対策になる」と申し上げておいた。

頭を使うかなあ。

平成10年末までの国債には「繰り上げ償還することがある」との記載がある。要はput optionがついていたということだ。発行者(=国)に有利な条件が付いていたのだから国はこの条項がつかないときより高い金利を支払っていたことになる。それがオプションが行使できる時期になったら、「行使しない」と言うのだ。

こういう頭だからなあ。