2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

週刊東洋経済 2006.11.4

今週の東洋経済では藤巻さんが「フジマキ流」家元になっていました。ならば、私は通信教育(プロパガンダ、モーニングサテライト、本、雑誌)で「フジマキ流」グローバルマクロ投資をを学ぶ生徒といったところでしょうか。 しっかり考えて資産運用をするか、…

「円安 vs. 円高」の藤巻さん

昔読んだときのメモです。宿輪さんには申し訳ありませんが、藤巻さんの部分のみのメモです。例によって、私の理解力の制約で内容を歪んで理解しているかも知れません。注: 出版は2003年です。 円安vs円高 円安 → 国内の資産価格を上昇させる 資産インフレ →…

10月24日モーニングサテライトの藤巻さん

テーマは「ドル建て日本国債のすすめ」 国の借金は830兆円、金利が1%上昇するといずれは支払い金利8.3兆円増える。借入金利の平均が6%になると約50兆円が金利支払いに消える。ちなみに昨年の税収は49兆円。1980年の政策金利は12.75%, 長期金利も10%近くあっ…

ごんすけさんのブログより

藤巻さんの講演会に行かれたごんすけさんのブログ ごんすけの株生活 http://app.blog.livedoor.jp/kai_18/tb.cgi/50907265 より引用。 ただ、800兆円の国の財政赤字を減らすために円安にするという政府の政策が大前提とのこと・・・。 円安が何故財政赤字解…

新保生二 新しい日本経済講義

かつて、ブランチャードの教科書 ASIN:4492312609, ASIN:4492312617 を1回読み終わったころにこの本を読み、なるほどーと納得したものでした。新しい日本経済講義作者: 新保生二出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2004/01/15メディア: 単行本 クリック…

新保生二 日本経済失敗の本質

藤巻さんはエコノミストが書いた本を読まないとも言われますが、かつて藤巻さんが名前を挙げた数少ないエコノミストの本です。 伝説のディーラーが語る資産運用術 ←ここをクリック。 藤巻さんが語らない部分をこの本が語っているのではないか。下記はこれを…

「豊かさ」の誕生 ―成長と発展の文明史

「豊かさ」の誕生―成長と発展の文明史作者: ウィリアムバーンスタイン,William J. Bernstein,徳川家広出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2006/08メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 38回この商品を含むブログ (39件) を見る先々週だったかの日経の書…

円キャリーバブル その2

菅野雅明さんは日銀は金利を緩やかに持続的に引き上げるべきだとおっしゃる。 なぜ、そうすればよいか?。 Undercover素人マクロeconomistは一晩考えました。 なるほど!、投資家の期待に作用する政策だ。 日銀が穏やかかつ継続的に金利を引き上げ続けると投…

財産3分法ファンド

ユキカゼ掲示板にユキカゼ艦長がJ-REIT市場の時価総額3兆円のところファンドが10%の3千万円も買ったと指摘しています。ファンドの資金の性格を推測するとREITを買い持ちしそうです。ならば需給はタイトになり価格上昇要因といえましょう。預金がこのファンド…

10月13日 日経夕刊 十字路 「円キャリー・バブル」の行方

by JPモルガン証券チーフエコノミストの菅野雅明さん 下記は私の要約 企業の輸出競争力を示す実効為替レートでみて、円は現在歴史的安値であう。1ドル360円だった1975年を下回っている。その結果 日本の輸出企業収益が大幅に増益となった 対外証券投資の採算…

ウォールストリート流合理的株式投資の考え方 by 大竹慎一

これも暗中模索していた頃BookOffで買い読みノートに書いた私のメモです。ウォールストリート流 合理的株式投資の考え方作者: 大竹愼一出版社/メーカー: フォレスト出版発売日: 1998/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る CF = 純利益 + 減…

黄金の相場学 by 若林栄四

黄金の相場学 2005~2010作者: 若林栄四出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (7件) を見る以下はかつて読んだときのノートです。 XX年にXXX円/ドルと大胆な予測を書いた本。それを導くロジックについては若林さんは…

中国の工場労働者の賃金上昇

中国は奥地の農村から無尽蔵に人がくるので工場労働者の賃金は安い、日本の1/20と聞いたことがあります。しかし、最近は賃金が上昇しているとのこと。 http://www.gci-klug.jp/klugview/06/10/03/post_1110.php#extended 都市部ではインフレの兆しでしょうか…

ウォール街の常識・兜町の非常識 by 大竹眞一

ウォール街の常識 兜町の非常識―常勝ファンドマネジャーが説く成功の秘訣作者: 大竹愼一出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 1996/10メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (1件) を見る 経済学の教科書かじり始める前の右往左往していた…

バフェットとソロスの勝利の投資習慣 by マーク・ティア

私は真面目の本を読むときはしばしばノートにメモをとります。記憶するためですが、しばしば忘れてしまいます。かつてこの本を読んだ時のメモを今読み返してみてその重要さを再認識しました。本物の投資家は自分自身を良く知っている。私の場合、そのあたり…

藤巻さんの政策ミックス

10月7日朝日新聞Beの藤巻兄弟より 消費税率のアップと歳出削減は不可避である。日本の財政赤字はそこまでひどい。 だがこの政策は、景気にネガティブな要因となる。それを打ち消すためにマイルドな資産インフレの醸成という政策も併用すべきで、それには円安…

お札はどこに消えた?

マネタリーベースのうち日銀券は70兆円以上(たしか ... バブル期の2倍以上)ですが、増えたお札は何処に有るの?日銀の資金循環のデータをチェック。 http://www.boj.or.jp/type/stat/dlong/sj/fy_stock/index.htm 家計部門の保有通貨は2005年度 42兆円。19…

累積財政赤字と政府の政策

安部内閣は経済成長重視でインフレ政策をとる?累積財政赤字(負債)をZ、単年度の赤字をGとすると、dZ/dt = G財政破綻を避けるためには、GDP(Yと書きます)に対する累積赤字の割合の変化(つまりZ/Yの変化)が重要です。Z/Yが無限大に発散すると財政破綻。d…

投資戦略の発想法(旧版)巻末の参考図書

週刊!木村剛でおなじみの木村剛さんの 投資戦略の発想法―ゆっくり確実に金持ちになろう (旧版)は良い本でした。一番役立ったのは巻末の参考図書リストで、私にとってはこれだけでも1700円の価値がありました。新版(最新版 投資戦略の発想法)には惜しいことに…