2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

プロパガンダ 10/25

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/10/with.html 予算編成の季節が近づいてきた。「仕分け」という政治ショーがまた始まる。 その霞が関埋蔵金であるが、多くの方は、「特別会計には、お宝が溜まっている」印象を持っているかと思う。しかし、少し…

円高の利害

日経朝刊に、「円高で企業は海外へ生産の場所を移すが、人間は移れない失業する。立場によって円高の利害が異なる」という社説が掲載されていた。 やっと、こういう当たり前のことが日経で主張されるようになり、少しは嬉しい。

プロパガンダ 10/18

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/10/post-71.html 非常に興味深いことが書かれていた。 米国も景気対策のために長期金利の低下を促しているが、これは間違いだと思う。 教科書的には景気対策には金融緩和だが、藤巻さんは長期金利が下がるほど緩…

櫻川昌哉 慶大教授 「海外資産の購入 検討を」

14日の日経朝刊の経済教室は興味深かった。 論点その1 貨幣を手元に保有する動機は、財の売買取引の媒介に必要なため。名目金利は貨幣保有の「費用」。名目金利がプラスなら貨幣保有のコストが発生するが、ゼロ金利ではコストがゼロになり、どういう目的で人…

日経コラム大機小機 なぜ日本だけがデフレか

「童」氏によるこのコラムは興味深い内容だった。 企業からみると、先進国の中で日本だけがデフレの理由は... 円高になるたびに、日本企業はそれ以上の円高を想定し、低コスト国に生産を移す。製品を高度化しても商品サイクルの短縮で息をつく間もなく生産が…

マネックスのインタビュー

J.P.モルガン チーフエコノミスト 菅野 雅明氏 http://www.monex.co.jp/Etc/topbn/guest/G800/new2010/news1009v.htm http://monex1.nefficient.jp/monex_d_files/camp/addfile/pdf/jpm201009_1.pdf http://monex1.nefficient.jp/monex_d_files/camp/addfile…

プロパガンダ 10/9

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/10/post-70.html 「為替戦争」 中心は中国の人民元問題であろうが、最近為替介入をしたが故に日本も巻き添えを食いそうだ。すでに世界の論調では、日本をやり玉に上げているものもある。 ここは日銀総裁、財務大…

「新版 マネーはこう動く」よりメモ

新版 マネーはこう動く―知識ゼロでわかる実践・経済学 (知恵の森文庫)作者: 藤巻健史出版社/メーカー: 光文社発売日: 2010/09/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (5件) を見る名目金利 = 実質金利 + 期待インフレ率 + リスクプ…

長期金利

長期金利がずいぶん低くなっている。 10年 0.84%, 15年 1.30%, 20年 1.64%, 30年 1.80% この低金利で誰が買っているのか?と思っていたら、(日経夕刊によれば)郵貯だそうだ。 金利が上昇したら郵貯発の金融危機?。

日銀の金融緩和

日銀が大胆な金融緩和に踏み切った。 日経夕刊によれば円高対策としての金融緩和らしい。 でも、為替レート、一時的に円安方向に振れたものの、大して変わっていないような...。 (プロパガンダからの理解によれば)どうやらヘッジファンドのオーナーたちの…

プロパガンダ 10/3

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/10/post-69.html 今回は日銀の金融緩和の効果を藤巻さんがどう見ているかががわかる興味深いプロパガンダだった。 準備預金の必要額は、私が現役のころは4兆円、ゆうちょ銀行が加わった後は6兆円と記憶している…

9/27日経経済教室 by 渡辺努 一橋大教授 よりメモ

金利の意味 貨幣には商品の売買に伴う決済を円滑にするという機能がある。 このような貨幣の流動性サービスを得るために支払う対価が金利である。 なるほど。 マッキノン・大野の「円高原因説」 人々の根強い円高予想がデフレを発生させた。 「円高原因説」…