2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「これから10年 長期投資のロードマップ」 by 岡崎良介

岡崎さんは今後の景気。株・金利・為替の長期的なロードマップとアセットクラスの選択を示していますが、ここでは私はベテラン・ファンドマネージャが経済をどう見ているかに着目します。これから10年 長期投資のロードマップ作者: 岡崎良介出版社/メーカー:…

人口ピラミッド

1月22日の続きです。 U.S. Census BureauのInternational Data Base (IDB)の IDB Population Pyramidsをクリックし、国を選び、Type of outputをDynamicとし、「実行」をクリックすると、... 人口の年齢分布(Poputation Pyramid, 人口ピラミッド)が時間とと…

「貯蓄率ゼロ経済」--- 再び

学ぶことの多い本でした。貯蓄率ゼロ経済―円安・インフレ・高金利時代がやってくる作者: 櫨浩一出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2006/01/01メディア: 単行本 クリック: 16回この商品を含むブログ (11件) を見る幻の国内貯蓄!!! 家計部門の高貯蓄率 →…

日経1月24日夕刊 投信ウオッチ 「さわかみファンド」

最近では相場上昇で適正株価に近い銘柄が増えたと判断、... 今後は割安なだけではなく、長期の成長が期待できる銘柄に投資する。 景気のフェーズが変わったと澤上さんは見ているようだ、と理解しました。

1月23日モーニングサテライトの藤巻さん

本村さん : 金利は低いまま、土地や株はこのまま強気? バブルと同様なメカニズムが働き始めている。バブルは、日銀が長期に金融緩和を続けたがゆえ、CPIは安定しているが土地と株が上昇したという現象だった。今はバブルの時以上の金融緩和がより長期に続…

バブル再来

バブル再来, 原題はThe Next Great Bubble Boom 将来「何」が「いつ」「いくら」になるという話は読み物としては嫌いではありませんが、資産運用の為にはそういう数字は無視し、著者がそう考えるロジックや発想や知恵を学ぶよう私は心がけています。 著者は…

(番外編)プレジデント Family 3月号の藤巻さん

時間つぶしの立ち読みで手にしたところ、藤巻さんのインタビュー記事を発見。 さすがに「円安」「長期金利」「リスク資産価格」の話は一切無し。

日米の家計部門が保有する金融商品 保険と年金

これから10年 長期投資のロードマップを読み返していました。この本の196ページに2005年6月の日米の家計が保有する金融商品の分布があります。 金融商品 日本 米国 現預金 55% 13% 株 8% 35% 債券 3% 6% 投資信託 3% 13% 保険 16% 3% 年金 11% 27% その他 4%…

バーナンキFRB議長の上院での証言

日経の朝刊によれば、社会保障制度の改革などを通じた財政再建への取り組みを要請し、 低い税率の維持を重視する議員は、社会保障分野を含む歳出の削減に併せて取り組む必要がある 政府の役割を拡大し、歳出を増やす議員は、税負担を追加しなければならない …

日銀の利上げをめぐり

与党の要人が日銀の利上げを強く牽制し(その確率は低いでしょうが)市場がそれを信じてしまうと市場は未来のインフレを織り込み長期金利は逆に上昇しちゃうんじゃないかなあー、それはまずいシチュエーションだよなー、 そう思っていたら政府要人から容認発…

藤巻兄弟

「資産バブルの再発と急落を防ぐためにも早めの金利正常化が必要」 やはり、人々が極端な低金利がずーっと続くと期待するとバブルがおきるので、人々がそういう期待を持たないよう利上げすることで景気が長く続くことを狙う、こういうロジックでした。 バブ…

メモ:2005年度貯蓄率

内閣府によれば、2005年度の日本の 家計部門の貯蓄率は 3.1% 雇用者報酬 1.3%増 国民所得 1.3%増 三菱総研の予測によれば、2011年度の貯蓄率は 1.6%

貯蓄率ゼロ経済と安部政権の経済政策

「生保のリサーチのデータは見るべきものがある」といった内容を藤巻さんは以前どこかに書いていたような記憶があります。そういう意味で下記は長期のマクロを考えるにあたり非常に興味深い。貯蓄率ゼロ経済―円安・インフレ・高金利時代がやってくる作者: 櫨…

今年の見通し

藤巻さんの主張「株・地価上昇、国債下落(長期金利上昇)、円安ドル高」は今年も変わりないそうです。ブレないですね。プロパガンダ2007/1/3によれば 政府の累積赤字が830兆円とあまりに巨額ゆえ*1、安部政権の経済政策は政府の利払い可能性に制約され次の…

「プロ論。3」の藤巻さん

まさかここで円安論は出てくるまいと思いきや、円安論が展開されていました。 立ち読みの記憶なので少々あいまいですが... 「日本では人件費が高い」 → 「競争力が失われる/仕事が海外に流出する」 → 「資産構成に大きく影響する*1」 「これを防ぐ策は『円安…

恭賀新年

今年もマイペースで趣味*1と実益*2の伝説のトレーダー藤巻健史氏の「追っかけ」を片手に経済学の教科書を抱えつつ続けたいと思います。 日本経済が元気になりますように。 今年もよろしくお願いします。 *1:経済に関する好奇心 *2:個人的な投資リターン向上…