2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

マイナス金利

マイナス金利政策(金融機関が中央銀行に預けている当座預金のうち、義務づけられた金額を超える超過準備にマイナス金利をかける政策)はどう作用するのだろうか。 素人考えでは... 銀行はマイナス金利を払いたくないので貸し出しする。 借りた人が一時的に…

「日本が経常赤字になる日」 by 菅野雅明 from 日経コラム十字路

(私のメモとしての要約) 世界的景気後退をうけ輸出が激減し、貿易赤字となる。 いずれ世界景気の持ち直しとともに日本の輸出も回復するだろう。 しかし、世界の設備投資の回復は穏やかで、一方、景気回復で資源・食料価格が上昇すると思われ、日本の貿易赤…

1月の日本の貿易赤字9500億円

9500億円の貿易赤字は過去最大。 4ヶ月連続で貿易収支は赤字。

2月18日 日経経済教室 by 原田泰さん

中国の過剰貯蓄が米国の実質金利を低下させ、その結果、バブルが起きたのか? 日本の低金利政策が日本から米国へ資金流入をもたらし、実質金利低下でバブルが起きたのか? 原田さんの見解はどちらも No. その理由は、中国の経常黒字が急増する以前から米国実…

シャープ亀山第1工場

シャープが液晶パネルを生産する亀山第1工場の設備をコストダウンのために中国企業に移転するという。 大きな地図で見る 私の記憶では第1工場は左側の建物、右が第2工場、Googleの写真で駐車場になっている広大なスペースが現在第3工場*1。 円は強くなり、一…

街角景気観察 スキー編

景気下支えに協力すると言いつつ(本当は単に自分が滑りたいだけ)スキーに行きました。 昨年に比べ高速道路がすいすい流れる、トラックが少ない、遅いトラック(荷物が重い)がいない、サービスエリアの駐車場も空きが多い、鉱工業生産指数の急降下で生産活…

朝日新聞2/21 Beより

藤巻さんによれば今回の不況の原因は 米国の地価と株価が下がり続け、それが世界的に波及していったからだ。 株と土地を持つ人が元気をなくせば、消費が下降するからだ。 とのこと。 だから最も効果的な政策はすべての努力を株価と地価の上昇に充てることと…

貯蓄か為替か

2月17日 日経 経済教室(一橋大 小川教授)より グローバルインバランスをどう解消するか 賃金・物価が伸縮的な経済であれば、国内総生産(GDP)は必ず完全雇用水準に落ち着き、これをもとに貯蓄の大きさが決まり、貯蓄投資ギャップから経常収支が決定される…

どちらが原因でどちらが結果?

週刊東洋経済2/14号の続き 池尾教授と有名ブロガー池田氏は、「国内型産業の労働生産性の停滞が問題」と指摘する。 これは、バブル崩壊後の日本の停滞の原因だろうか、それとも結果だろうか。 へそ曲がりの私は疑い深いのです。 輸出産業が円高でやられて吐…

成熟経済での長期不況の原因は貨幣愛

普段は立ち読みで済ましている経済週刊誌をひさびさに買いました。 東洋経済の「特別講義」というところに引かれて。 週刊 東洋経済 2009年 2/14号 [雑誌]出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2009/02/09メディア: 雑誌この商品を含むブログ (3件) を見…

「円安メリット大なり」

朝日新聞Beの「新フジマキに聞け」で藤巻さんは「円安メリット大なり」と次のように書いている。 株価が予想に反して急落し、それも円高のせいで米国株よりも日本株の下落幅だ段違いに大きかったのが痛かった。 ところで円高で泣くのは投資家だけではない。 …

プロパガンダ 2009/2/5

http://www.fujimaki-japan.com/propa/20092581358.html いつもと同じブレない見解。 株価は実体経済を反映するものでなく、株価が実体経済をリードしていることを忘れてはならない。 日本人はどうしても忘れがちなのだが、資産効果、または逆資産効果の実体…