2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

週刊エコノミスト 5/1・8合併号 世界経済「黄金の10年」

週刊エコノミストの特集は、世界経済「黄金の10年」です。たしか3年ぐらい前までの経済週刊誌の特集は「世界同時不況」だったことを思い出すと、日本のメディアの論調は極端から極端へ振れますね。「世界同時不況」の恐れがあるときにこそ勇気を出すことが…

週刊エコノミスト 5/1・8合併号 最近のドイツ証券武者氏の見解

このところ多忙でしたが連休でやっと一息つきました。あの超悲観論で有名だったドイツ証券の武者氏が最近は楽観論です。考えを転じた理由を以下のように語っています。 ITバブル崩壊以降、米国経済は深刻な不況に陥ると予想していた。ITバブルのツケは大きく…

街角景気観察

バブル崩壊後に閉店したメンズショップの後に入店したゲームセンターが閉店したのを見かけました。閉じられたシャッターの張り紙を見ると再び元のメンズショップが入るようです。 紳士服への支出は家計支出の中で優先度が低い、と私は思います。そういうビジ…

AERA '07.4.23の藤巻さん

シングルモルトのウイスキーの企画広告に藤巻さん登場。いかにも伝説の外資系ディーラーのオフタイムといった雰囲気の1ページの写真つきです。

好調なREIT

私は、REITは (1) 契約期間で確定した賃貸料収入という中期債券的性質と (2) 地価を反映する性質 の両方を兼ね備えていて、 債券的性格に注目すると高すぎて買えないなあ、長期金利が上昇し始めると地価が上昇してもビミョウだなあ、判断しかねる!と手を出…

教科書の版数

梅屋敷商店街のランダムウォーカーさんのブログでバートン・マルキールの新刊 A Random Walk Down Wall Street: The Time-Tested Strategy for Successful Investing の日本語版 ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理 が出ることを知りま…

講演会の様子、ブログより

ブログとサーチエンジンというテクノロジーのおかげで参加していない講演会の様子もなんとなくわかります。 http://enarunet.air-nifty.com/mokogo/2007/03/post_8ec4.html より 藤巻さんは「今やってること」として、「長期固定金利で銀行からお金を借りて…

地方自治体の仕組み債(デリバティブ)による資金調達

ちょっと前のニュースですが、地方自治体がデリバティブを組み込んだ債券で資金調達しているそうです。 http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070329AT3S2801728032007.html だれかの何かのリスクを引き受けるかわりにリスク引き受け料ぶん金利が軽くなる…

CPIのインフレ

マクロ重視の投資スタンスゆえデフレ・インフレや景気には気を配って暮らしています。 私は近所の一皿105円の回転寿司あれこれにちょくちょく行きます。105円がウリなので価格は変化しませんが、ネタが徐々に.....。 3年ぐらい前は、ネタは大きかったように…

(日経企画広告)経済道場アドバンストの藤巻さん

今日、気づきました。3月からスタートしていました。 http://www.keizaidojo.jp/advanced/column/index.html http://www.keizaidojo.jp/advanced/column/fujimaki_01.html keyword 藤巻健史

朝日新聞 フジマキに聞けスペシャル より

日本は雇用流動性不足 私はシロウト考えで日本にも効率的な労働市場が存在し雇用が流動的になれば日本経済は良くなるだろうと漠然と思っていましたが、藤巻さんの目にも雇用の流動性がボトルネックのようです。雇用の流動性が無いと、 (1) 今の職場を失うと…

Closed End Fund

不動産を保有する投資法人の株式を市場で取引するものですが、投資目的で株式を保有する会社の株式を市場取引するものがClosed End Fund (米国)といえましょう。Closed End Fundの一部が大阪証券取引所に「カントリーファンド」と呼ばれ上場されています。で…

プロパガンダ 2007/3/30

私なりに要約すると キャリートレードなど存在しない。したがってキャリートレードの解消などありえない。ゆえにドル高・円安の傾向は続く。 BRICs諸国、並びに先進国の経済はあいからわず、強く、過剰流動性が存在している。デリバティブ商品の発展に伴い、…