2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

日経1面より

厚生年金基金、給付額、収入越す勢い。積立金 4割が崩す。 とのこと。背景は団塊世代の年金需給が本格化しているためとのこと。 積み立ての資産としてJGBをかなり持っているハズだから、積立金を取り崩せばJGBも売られる。 人口の高齢化で国債の買い余力が無…

日経朝刊・夕刊より

朝刊1面 : 破綻懸念の21市町村、財政再建へ住民負担 朝刊3面 : まず家計支援 負担増は後で 家計にお金をばらまいて、後日政府の財政破綻で国民に重い負担。 こう読めてしまった。夕刊 : 日本の財政悪化で運用先転換。 世界第2位の規模のノルウェー政府年金…

日経経済教室3/24

清水谷諭氏の「物価期待」についての解説より。 さらに堀氏との研究では、デフレ期待が消費行動に及ぼす影響も検証し、住宅ローンを抱える世帯に限って、デフレ期待自体が消費を萎縮させること、耐久財の購入時期も遅らせること、デフレ期待が失業不安と結び…

「経済政策を売り歩く人々」by ポール・クルーグマン

経済政策を売り歩く人々―エコノミストのセンスとナンセンス (ちくま学芸文庫)作者: ポールクルーグマン,Paul Krugman,伊藤隆敏,北村行伸,妹尾美起出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/03/10メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 70回この商品を含むブログ (…

国際金融入門(岩波新書) by 岩田規久男

新版を夏に読んでいました。 読書メモを書く予定が多忙でちっとも進まず、メモは諦めることにしました。国際金融入門 (岩波新書)作者: 岩田規久男出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/07/22メディア: 新書購入: 11人 クリック: 60回この商品を含むブログ …

プロパガンダ 3/18

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/03/post-47.html 銀行の国債保有増の背景は 景気低迷で貸し付けが伸びなかったので国債を買い進んだわけだ。ところで、借金のために今後とも毎年40兆円から50兆円の新発国債が発行される。この購入のための…

おでき

日経朝刊1面に「銀行の国債保有最高」とあった。1月末時点で126兆円もあるとのこと。平均デュレーションの記載が無いが、悪い金利上昇が起きると損を免れようと銀行は皆必死で売ろうとして金利は高騰するのだろう。 地銀の一部では国債の買い入れ余力が小さ…

プロパガンダ 号外3/7

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/03/post-46.html 朝日新聞に「藤巻さんの投稿記事」のような記事がのったとのこと。 時間切れが近づいてきたかなり深刻な問題なのです 企業部門の利益が無ければ負債の縮小(つまり貯蓄)はできないし、労働人口…

プロパガンダ 3月4日

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/03/post-45.html 最近「物欲はやめて、貧しくても心安く生きればよいのです」とか「競争原理が行き過ぎだ」とか主張している人たちは、どういう気持でこのニュースを聞いているのだろう。「今後、物欲を捨てよう…

日経 経済教室 「ソブリンリスクと財政再建」(上)by 桜川昌哉 慶応大教授

興味を引いた箇所のメモ 財政が破綻したらどうなるか? 日本では国債のほとんどを金融機関が保有するので、国債の不良債権化の影響は金融機関の債権者たる国民を直撃する。 約800兆円の預金のうち約300兆円を国債で運用する銀行の損失は大きい。バランスシー…

「日本破綻」

日本破綻 「株・債券・円」のトリプル安が襲う作者: 藤巻健史出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/03/02メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 83回この商品を含むブログ (13件) を見るオフザケ、一切なし。 藤巻さんの本のギャグ・ユーモアは一つの楽しみで…