2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

不況のメカニズム by 小野善康

藤巻さんの個人投資家へのアドバイスの一つは、「きちんと経済学を勉強しろ」、です。 しかし経済学の勉強して迷えるド素人が悩むことは教科書にはインフレとインフレ対策に関する説明は多いがデフレに関する説明がいまひとつ貧弱なことでした。そう悩んでい…

デフレとバランスシート不況の経済学 by リチャード・クー

かつて日本企業はもともと負債による資金調達が多かった。バブル期には更に借り入れたり、イクイティーファイナンスで調達した金を資本コストゼロと勘違いして、いっぱい資産を買っちゃった。土地、ゴルフ場、スキー場、持ち合い等で株、ついつい余分な工場…

マクドナルドが店舗ごとに価格を変える

このニュースを知ったときは、店舗の賃料が上がってきたから価格に転嫁せざるを得なくなったにちがいない、この程度の認識でした。 その後、ぐっちーさんのブログ を読み、労働力の逼迫が始まっていてデフレ対応最適化ビジネスを直撃しつつあることを知りま…

週刊東洋経済6月23日号のほんの数行の藤巻さん

「10年変化」という特集の財政赤字関連のページに 日経平均がメルクマールになる 2〜3年で4万円になるペースだとバブルになって終わる 7〜8年で4万円ペースがちょうどぐあいがいい 7〜8年で4万円(約2倍強)ということは、平均10%強/年といったペースというこ…

7月22日講演会

たまたま発見しました。 こちら → http://www.ose.or.jp/sakimonof2007/outline.html

「べきだ」のアプローチ

金融と審判の日~21世紀の穏やかな恐慌を生き延びるために (ウィザードブックシリーズ) の著者が投資対象を見つけ出す手法として「べきだ」のアプローチを紹介していました。 梅田望夫さんも フューチャリスト宣言 (ちくま新書) の中でシリコンバレーのビジョ…

金融と審判の日 --- 21世紀の穏やかな恐慌を生き延びるために 

以下は下記の本を毎日少しずつ読みながらメモしたノートです。 例によって私の誤解があるかもしれません、内容は私の理解力不足で偏っているかも知れません。 投資のネタにする際には必ず原典にあたってください。金融と審判の日~21世紀の穏やかな恐慌を生き…

日経記事 仕組み債 個人向け拡充

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070609AT2C0802T08062007.html 証券会社としては デリバティブ取引仲介の手数料が入り 個人に債券を販売する際にたぶん多めの手数料(スプレッド)がはいる というメリットがあるのでしょう。 普通の債券(例えば国債…

米国金利とPIMCOのビル・グロース

米国長期金利が跳ねて米株が下落し,あおり(?)で日本株も下落しました。日経夕刊のコラムを読むとボンドキングと呼ばれるPIMCOのビル・グロスが米国金利上昇説(債券価格について弱気)に転じたとのこと。 さっそくPIMCOのビル・グロスの最新のInvestment …

街角景気観察

私は自分の仕事に関連する業界の「業界展示会」に毎年まめに行くよう努力しています。 もちろん,仕事の情報を得るため為ですが 投資先となりそうな会社の発見のため マクロ経済の動きの感触をつかむため でもあります。 私の場合は製造業関係の展示会が多い…

財務省が国債の大規模車内広告に10億円!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070605-00000086-jij-pol 郵政公社や銀行が手数料稼ぎで投資信託を薦める → 貯金や預金が引き出される → 郵貯や銀行のバランスシートの反対側(資産サイド)にあった国債が売られる。 金利上昇を嫌う政府は広告を打って…

眺めただけ... 「市場成功者たちの内幕物語」

書店にぶらりとはいったら下記の本が目に入り、ざっと眺めました。 眺めただけで読んでいません。 市場成功者たちの内幕物語作者: スティーブンドロブニー,Steven Drobny,柳沢逸司出版社/メーカー: 晃洋書房発売日: 2007/05メディア: 単行本この商品を含むブ…

「金融と審判の日」

ジム・ロジャーズが「はじめに」を書いていることに惹かれ以前読んだことがあります。 そのころに比べいくらか知識が増えこともあり読み返してみました。金融と審判の日~21世紀の穏やかな恐慌を生き延びるために (ウィザードブックシリーズ)作者: ウィリアム…