2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

プロパガンダ 1/29

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2011/01/post-82.html S&PによるJGB格下げで 「なかでも相場の雰囲気を悪化させたのが、国債格下げを口実にした海外投資家の金融株売り。国債を多く保有する三菱UFJの下落率が一時3%、第1生命も5%を超える場面が…

日経インタビュー記事 フィッシャー イスラエル中銀総裁

S&PのJGB格下げ --- 日本政府への警告 米国は短期的に必要なことと長期的に必要なことが違う。 足元では成長を促進し、2年以内に財政再建に動くといった信頼に足る計画が有ればいいのだが、今は政治的に困難な状況。 日本、長期金利が安定しているうちは政府…

プロパガンダ 1/24

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2011/01/k.html 今回の内容は重い。 私が直接読んだわけではないのだが評論家の立花隆氏が「日本の財政が大丈夫と主張する評論家はインチキだ」という趣旨のことをどこかに書いたそうだ。全くその通りである。希望と…

週刊朝日

米国株上昇で米国経済は資産効果が期待できる、とのこと。 景気が良くなればFRBは金融を引き締め、米金利は上昇。 ドル高。 レバレッジを使った新興国投資のポジションのクローズで新興国市場は下げるかな。

プロパガンダ 1/17

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2011/01/post-81.html 藤巻さんの分析の仕方を垣間見るようで興味深い「プロパガンダ」だった。 これまで財政破綻しなかった理由。 預金がどれだけ貸し出しに回されたかを表す「預貸率」が10年前の98%から2010年末に…

新興国では実質マイナス金利

今週の日経報道によれば、新興国では実質マイナス金利だそうだ。 その結果、経済が過熱し、インフレ率が上昇し、更にバブル化しそうとのこと。 記事では、インフレ防止のため金融を引き締めたいが自国通貨が上昇による輸出減少を懸念して利上げが遅れ気味と…

日経朝刊1月10日 経済教室 「デフレは悪」の合意を by 松本大

骨太な主張だ。 デフレは経済をスローダウンさせ日本を相対的に貧乏にすると私は思っているが、影響力がある松本大さんが日経で主張すればそう考える人が増えるに違いない。 日本が競争力を落としてきた原因として、大きく分けて3つの原因があると思う。 第…

プロパガンダ 1月9日

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2011/01/post-80.html 最近、若い人の間でもドラッカーが流行っているようですが 日本企業は韓国企業や米国企業に比べて利益面で極めて劣勢に立たされている。これは、今はやりのドラッカーを韓国や米国企業の経営者…

貿易保険

日本企業の海外拠点からの輸出にも貿易保険を使えるようにするそうだ。 ますます製造の現場・雇用が海外に流出するのではないだろうか。

家計部門の負債・貯蓄

日経によれば、家計部門の負債(主に住宅ローン)が減り、貯蓄も減ったそうだ。 郵貯の残高も減少し運用難とあいまって固定費(人件費)の削減に取り組まねばならないらしい。 高齢化と若い世代の所得減少の結果とのこと。 家計部門は国債の買い手から売り手…

菅野さん vs. 岩田さん on モーサテ(昨年末)

http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/shincyouryu/post_63.html http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/omake/post_64.html 是非、1時間ぐらいの枠でじっくり議論して欲しいなあ。 菅野さんの懸念は、長期金利上昇に伴う政府の財政破綻。だから、まずは成長戦略→市場の資…

Krugman & Obstfeldの国際経済学

8版の日本語版が出ていた。クルーグマンの国際経済学 上 貿易編作者: ポールクルーグマン,モーリスオブズフェルド,Paul R. Krugman,Maurice Obstfeld,山本章子出版社/メーカー: ピアソン桐原発売日: 2010/12/24メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 120回こ…

年始雑感

元旦の日経記事やNHKの経済番組を見て... ミクロ的現象をつまみ食いしたような主張が多いと思った。確かに「おっしゃるとおり」なのですが、ミクロな諸現象が互いにつながっていることを考慮すると、それだけを強調してもなあと思うケースが多く、しかも大手…