2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ウェブ時代 5つの定理 by 梅田望夫

ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く!作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/03/01メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 29人 クリック: 4,720回この商品を含むブログ (422件) を見る"Make the world better place" ととんでも…

金利を上げれば景気回復?

日経のマーケット総合2面のコラム「十字路」に中前忠氏の文章が載っていた。 中前氏は以前から「日銀が金利を上げれば景気は回復する」とおっしゃる。 今回も、 国債発行残高の積み上がり 日銀のバランスシートの膨張(国債を引き受けおカネを発行)で潜在…

コンピュータ、生産性、ディジタル組織

IT投資をしてもたいして生産性が上がらないように見える、という意見に対し、なぜそう見えるのかか?インタンジブル・アセット―「IT投資と生産性」相関の原理作者: エリックブリニョルフソン,Erik Brynjolfsson,CSK出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2…

2月26日モーニングサテライトの藤巻さん

弟さんに「兄は相変わらず見栄が無い」とか言われた藤巻健史さんのコメント (私が勝手に言葉を補ったところもあるので要注意) 米金融株の株価に注目せよ! FRBの緊急利下げ以来底堅い動きをしている。 産油国も中国も(たぶん)純投資としてほぼボトムに近…

マネーはこう掴む 個人で使えるデリバティブ

さっそく買いました。 まだ冒頭の数ページしか読んでいません。マネーはこう掴む 個人で使えるデリバティブ作者: 藤巻健史出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/02/21メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (17件) を見るこの…

会社は誰のものか?

私はシンプルに商法どおり株主のものだと思います。企業価値は企業の将来にわたる期待キャッシュフローの正味現在価値(NPV)といえる。 澤上さんや山本潤さんや米国の本によれば市場(個別企業のファンダメンタルズを見るマーケット参加者たち)は十年ぐらい…

2/12の続き

なぜ、国内の民間部門に資金需要がないのか? バランスシートの(実質)Equityが薄くて、怖くて資金を借りる勇気が無い/貸す勇気が無い。 企業部門の貯蓄(借金返済)でバランスシートはひところに比べれば随分改善したのでは。 土地の価格が上昇すれば借り…

直伝 藤巻流「私の個人資産」運用法 (文庫版) by 藤巻健史

昨年11月に文庫版が出ていましたが、うかつにも最近まで気づきませんでした。 Watcher失格です。「文庫版まえがき」はいつもと同じで全くブレない藤巻さんの文章があります。 単行本が発刊されて約2年たっていますが、印をつけつつ読み返してみると、2年前に…

少し前の日経,十字路 「日本株は本当に割安か」 by 菅野雅明

個人的要約 日本株のPERは低下し米国並みになり、日本株の割高感が消えた。 しかし、昨年後半に日本株を大量売り越した外国人投資家が買い戻す気配はない。 将来の企業収益あるいはマクロ経済に悲観的な見方が多い場合、PERが十分に下落するまで株価は下がる…

2/9の続き

昨日は 銀行の利益 = 金利差 × 貸出 - 固定費 と乱暴な近似をして藤巻さんのクイズを解けた気分になっていましたが、最近の米銀は伝統的銀行業務ではないところで利益を出していると藤巻さんが以前書いてらしたような記憶がある....。 これを思い出してクイ…

藤巻プロパガンダが新しくなっていた

http://www.fujimaki-japan.com/propa/200828142241.html 日本のアナリストやマスコミは相変わらずで株の先物を売っている人たちは激しくプロパガンダしているが、実際にお金を張っている投資家の考えは金融株を見ればわかる、とのこと。 なぜ、米金融株の動…

ハイパーインフレ

世界史の教科書の「手押し車に紙幣を山積みにして買い物をする第1次大戦後のドイツ人」の写真を見て以来、ハイパーインフレとは正体不明の非常に恐ろしいものだという印象があった。 ブログの世界でも正体が分からないが故にびびっている人も多いかもしれな…

岩本教授のブログを発見

http://blogs.yahoo.co.jp/iwamotoseminar Internetは勉強に使えるなあ。

日経2月4日朝刊 経済教室 「経済一流でない」の真実 by 岩本康志 東大教授 より メモ

以下、要約です。 脚注は私のたわごと。 一人当たりのGDPを購買力平価で比較すると、日本の一人当たりGDPはOECD加盟国平均を少し上回る水準で推移しており、一番上位にきた91年でも日本の上に数カ国あり、「もはや」でなく「かつて」一流であったことはない…