2010-01-01から1年間の記事一覧

財政赤字

JGB

広瀬さんは、日本の財政危機のクライマックスまでにはまだ時間がかかる、ゆっくりと進むのではないかという見解。 http://markethack.net/archives/51670784.html http://markethack.net/archives/51671221.html

深尾光洋さんの日本の財政危機シナリオ

JGB

http://www.jcer.or.jp/column/fukao/index251.html (1 )選挙民を恐れる政治家が増税を先延ばし続けて政府の累積赤字が拡大する。 (2 )日本の金融資産の大部分を保有する50歳以上の高齢者層も、政府に対する信頼を徐々になくし、円から外貨、金、株式、…

週刊朝日 2011年1月7-14日合併号

http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=12222 特集が「勝てる国、ニッポン」で、その特集の直後に「日本経済は本当に破綻するのか」という細野さんとの対談で藤巻さんが悲観論を述べる。このチグハグ感がなかなかおもしろい。 内容は、細野さん…

[藤巻さん]プロパガンダ 12/25 http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/12/post-79.html 12月23日(木)日経新聞1面によると財務省は個人向け国債の商品性を見直すことを決めたそうだ。低金利下で商品の魅力が無くなっているので民間の預金などより高め…

30年国債、40年国債

JGB

財務省は30年/40年国債の発行を増やすとのこと。生保等からの需要があるということらしい。 若い人が終身保険に入ると生保は保険料で超長期の国債を買っておきたいのだろう。 終身保険はインフレに弱い金融商品、このことを意識しておかなくては。

資産効果とラグジュアリー銘柄

日経夕刊に、米株上昇の資産効果で米富裕層が消費を増やした結果ラグジュアリー銘柄が上昇した、とあった。 資産効果は実体経済を刺激している。

[藤巻さん]プロパガンダ 12/20 http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/12/nbs-5.html 来年度税制大綱が発表になった。予算が組めないという最悪の事態は避 けられたようだが、予算編成は、年ごとに苦しくなっていく。 ここまで来ると高所得層頼みや埋…

[Msic]あと2年? 田原総一郎さんのブログ http://www.taharasoichiro.com/cms/?p=468 より 先週の激論!クロスファイアで、 官房長官の仙石さんと討論した。 「こんなデタラメ予算を後何年組めるのか?」と問うと 仙谷さんは2年が限度だと答えた。 現官房長…

日経経済教室 本多佑三教授

以下はメモ。 円高の中長期的影響 企業は国内の生産を国内の生産を海外にシフトさせる。国内の雇用機会が海外の雇用機会に置き換わる。国内の雇用機会の減少は国民所得の減少につながり、半永久的に戻らない。 日本の高い失業率は閉塞感はこうした生産拠点の…

プロパガンダ 12/8

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/12/post-78.html 四十数兆円の財政赤字が「当たり前」のように書かれた新聞政治面を見ていると、だんだんそれが当たり前のように思えてきてしまうが 来年度の予算編成で、財源問題が大きな焦点となってきている…

プロパガンダ 11/29, 11/30

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/11/post-76.html http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/11/post-77.html 中央大学の富田 俊基教授が書いた日経新聞2010年11月24日(水)の経済教室は必読である。 (中略) 私と冨田先生の唯一の違いは、…

日経ビジネス11月29日号

レベルが低すぎやしないか... (1) ハードカレンシー時代とペーパーマネー時代を混同している点、 (2) ミクロの話をマクロに誤用している点、 (3) 企業(製造業)の立場と日本で円で労働を売る立場を区別できない点。 国内に投資機会を見出せないから資金需要…

日経マネー

雇用問題は為替問題 エコノミストも大学の経済学の先生も、為替レートが絡むと怪しくなったり歯切れが悪くなったりするのはなぜ?。国内産業も輸入品や海外のサービスと競合しているから、グローバリゼーション下では為替レートは雇用に大きく影響するはず。…

プロパガンダ 11/22

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/11/post-74.html 予算のシーズンになってきた。民主党を見ていると今年は予算編成が(素人ながら)心配だ。来年も再来年も気をもむコトだろう。 今回のプロパガンダのテーマは予算編成 来年度予算の話が、ぼちぼ…

米長期金利上昇中

FRBのQE2効いたのか、米国の長期金利が上昇中である。 市場は将来のインフレを織り込み始めたということで、市場は米国の「日本化」は無いと見ているのでしょう。 イールドカーブが急になれば金利差で銀行は儲かる。儲かればリスクを取って貸し出しももでき…

プロパガンダ 11/14

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/11/post-73.html 今回のテーマは資産効果 (バーナンキ)議長は「株高は個人消費を刺激する」との見解を表明したとのことである。 グリンスパン氏もFRB議長時代、米国銀行協会のビデオ講演で「過去10年間の個人…

雑感

「円高に対し企業は拠点を国外に移すことで対処できるが、労働を売る立場の居住者は円高で失業や収入減にさらされ辛い」という議論が日経で見られるようになってきた。 これに気付くのが遅すぎるが、結構なことと思う。

雑感

政府という組織は大きすぎるので右手がやっていることを左手は知らない...とも言うが、 証券優遇税制を廃止して人々に「貯蓄は貨幣を持つ」ことを薦めて貨幣の流通速度を低下させる政策を推進しつつ、 日銀がETF等を購入してマネタリーベースを積み増す。 何…

プロパガンダ 11/7

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/11/post-72.html 今回のプロパガンダのテーマは「円安の効果をなぜ議論しないのか」。 なぜ日本では円安にしようとしないのか?なぜ為替の議論を避けるのか?不可解も甚だしい。 今、通貨戦争と言って、各国が通…

JGBに関する菅野さんの見解

JBPressにJPモルガン証券の菅野雅明さんのJGBおよび財政赤字に関する見解が引用された記事(Financial Timesの記事の翻訳)があった。 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4788 菅野さんのコメント等をメモ 日本の債務残高は今年末までに国内総生産(GDP)…

プロパガンダ 10/25

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/10/with.html 予算編成の季節が近づいてきた。「仕分け」という政治ショーがまた始まる。 その霞が関埋蔵金であるが、多くの方は、「特別会計には、お宝が溜まっている」印象を持っているかと思う。しかし、少し…

円高の利害

日経朝刊に、「円高で企業は海外へ生産の場所を移すが、人間は移れない失業する。立場によって円高の利害が異なる」という社説が掲載されていた。 やっと、こういう当たり前のことが日経で主張されるようになり、少しは嬉しい。

プロパガンダ 10/18

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/10/post-71.html 非常に興味深いことが書かれていた。 米国も景気対策のために長期金利の低下を促しているが、これは間違いだと思う。 教科書的には景気対策には金融緩和だが、藤巻さんは長期金利が下がるほど緩…

櫻川昌哉 慶大教授 「海外資産の購入 検討を」

14日の日経朝刊の経済教室は興味深かった。 論点その1 貨幣を手元に保有する動機は、財の売買取引の媒介に必要なため。名目金利は貨幣保有の「費用」。名目金利がプラスなら貨幣保有のコストが発生するが、ゼロ金利ではコストがゼロになり、どういう目的で人…

日経コラム大機小機 なぜ日本だけがデフレか

「童」氏によるこのコラムは興味深い内容だった。 企業からみると、先進国の中で日本だけがデフレの理由は... 円高になるたびに、日本企業はそれ以上の円高を想定し、低コスト国に生産を移す。製品を高度化しても商品サイクルの短縮で息をつく間もなく生産が…

マネックスのインタビュー

J.P.モルガン チーフエコノミスト 菅野 雅明氏 http://www.monex.co.jp/Etc/topbn/guest/G800/new2010/news1009v.htm http://monex1.nefficient.jp/monex_d_files/camp/addfile/pdf/jpm201009_1.pdf http://monex1.nefficient.jp/monex_d_files/camp/addfile…

プロパガンダ 10/9

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/10/post-70.html 「為替戦争」 中心は中国の人民元問題であろうが、最近為替介入をしたが故に日本も巻き添えを食いそうだ。すでに世界の論調では、日本をやり玉に上げているものもある。 ここは日銀総裁、財務大…

「新版 マネーはこう動く」よりメモ

新版 マネーはこう動く―知識ゼロでわかる実践・経済学 (知恵の森文庫)作者: 藤巻健史出版社/メーカー: 光文社発売日: 2010/09/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (5件) を見る名目金利 = 実質金利 + 期待インフレ率 + リスクプ…

長期金利

長期金利がずいぶん低くなっている。 10年 0.84%, 15年 1.30%, 20年 1.64%, 30年 1.80% この低金利で誰が買っているのか?と思っていたら、(日経夕刊によれば)郵貯だそうだ。 金利が上昇したら郵貯発の金融危機?。

日銀の金融緩和

日銀が大胆な金融緩和に踏み切った。 日経夕刊によれば円高対策としての金融緩和らしい。 でも、為替レート、一時的に円安方向に振れたものの、大して変わっていないような...。 (プロパガンダからの理解によれば)どうやらヘッジファンドのオーナーたちの…