2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

小野善康「金融」

経済学の教科書を読んでもなかなかわかりづらいのが金融市場(リスク資産価格)と実体経済の関係であり、貨幣という不思議な存在。 ミクロ経済学の教科書には資産は表に出てこないし、マクロ経済学のIS-LMには納得感はあるものの何か重要な部分が欠けている…

プロパガンダ 「アドバイス」とは、10円のお金も与えたがらない人が他人に惜しみなく与えたがるもの

6月21日のプロパガンダは「アドバイス」。 http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2009/06/621.html# (1) 米国マーケットは、この1週間、私の予想以上に停滞したがスピード調整も終わり、そろそろ上昇が再開されるのではないか? 株を売り持ちし続ける理由…

追記 黙って種まき 未来に大輪

6/7のblogにリスクテイカーさんからコメントを頂きました。 いい機会と思い、もう少し詳しく今の考えを書きます。 豊かさがモノやサービスをたくさん生産し消費できることと考えるならば、ひとりあたり単位時間あたりの生産量(生産性)が豊かさの重要な要素…

日経経済教室 本多祐三 阪大教授

メモ 最大の問題となるのは、国債の借り入れの利息が返済できず破産するリスクが高まることである。 世界のどこかでおきる何らかのショックが引き金になり、現在は低位にある長期金利が高くなるリスクは常に存在する。 長期金利が急上昇した際、財政破綻に陥…

プロパガンダ 6/16 ポジショントーク

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2009/06/616.html# プロパガンダによれば、PIMCOのBond King ビル・グロスは いつも景気に対して極めて悲観的である。しかし考えてほしい。実際に債券を運用している人が「景気が良くなる(すなわち長期金利が上がる…

雑感 --- 豊かになるって何?

今日の日経朝刊のコラム「大機小機」に 我が国は貿易取引の大半がドル決済のため、輸出で稼いだドルを円に換金して持ち帰れば円高になって輸出競争力を失う。 ドルのまま海外に預けておけば、輸出代金が国内に還流せず、いくら輸出しても豊かになれない。 と…

6月10日のプロパガンダより

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2009/06/610.html# 今回の注目ポイントは 長期金利の上昇(価格下落)も続くと思う。今のシミのような金利水準とは決別である。地銀の購入能力が落ち地方債の暴落が起こる。それに引きずられて国債マーケットが崩れる…

メモ 6/7日経朝刊より、世界経済に関する菅野雅明さんの見解

世界経済は大底を通過中。 景気は回復に向かうが生産の水準は低い。 日本の潜在成長率を1%とし実際の成長率が2%としても、8.5%の需給ギャップの解消には8年以上かかる。 供給側の調整が必要だが選挙対策で企業の淘汰が止まっている。 この状態で景気が下向け…

黙って種まき 未来に大輪

昨日(6/6)の日経朝刊より、 過去10年で業績に四苦八苦しすっかり自転車操業的になった日本企業に対する熱いエール(?)としてか、日経は1面に 上場企業の中にも、市場の圧力に耐えながら、将来を見据えて黙々と種をまき続けた経営者がいる。 (中略) 雑草を抜き…

日米のWebの違いと成熟経済での生き方

梅田望夫さんが「日本のWebは(ハイレベルの人が関与せず、期待とは違う方向に進んでしまい)『残念』」とインタビューに答え、日本のWeb世界では盛り上がっている。 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/01/news045.html http://www.itmedia.co.jp/n…

6/2, 6/5

日米共に株価が順調に回復し(GMの連邦破産法11条申請は(予想どうり)織り込み済みで)、プロパガンダも頻繁に更新されている。 (最近疲れ気味の)私のブログよりも更新されている!。 http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2009/06/post-18.html http://www.…