2月24日 モーニングサテライトの藤巻さん

私の理解で書いていますので、それを考慮して読んでください。

日銀の量的緩和解除について

マーケットは量的緩和解除について来年以降(だったかなあ)と考えているが、もっと早いのではないか?

日本がデフレの間、世界的に見れば資産インフレだった。世界デフレを懸念されたここ2〜3年も不動産は上がっていた。去年の米国は株価はぱっとしなかったが不動産は上昇した。

東京中心部の3つの区の不動産価格は明らかに底を打ち上昇に転じた。外国人、年金、?(聞きそびれた)の金が不動産を買っている。3つの区で不動産時価総額のかなりの部分を占めるので影響は大きい。

日銀の量的緩和の解除の条件の一つに「消費者物価の持続的上昇」があるが、バブル景気時は消費者物価は大して上がっておらず(2%ぐらい、バブルのピーク語に4%ぐらい)、日銀は資産価格の動きを見落とし引き締めが遅れバブルになったことを反省しているはずなので、資産価格の持続的上昇によりマーケットが思っているよりも早めに量的緩和を解除すると思う。

デフレからの脱却は人々の「デフレ予測」から「インフレ予測」への転換に依存するとするならば、資産価格上昇は良い兆しと言えましょう。

藤巻さんのコメントをへそ曲がりに解釈すると...

バブル期に資産価格を見落とした日銀が今回こそはうまくやれるという保障は有るか?。うまくやって欲しいが、「俺の地方はデフレ真っ只中だ」という声でタイミングが遅れてしまうかもしれない。そうなると、一部が過熱しちゃうかも知れないなあ。