プロパガンダ 「マーケット4月の動き」
更新頻度が多いので私も忙しい。
藤巻さんも「「みんなの意見」は案外正しい」、
いくら偉大なエコノミストが「金融危機はまだ終わっていない」と主張したところで、マーケットは「終わった」とみているわけである。マーケットの一人一人の構成員はエコノミストより頭は良くないかもしれないが集合体としてのマーケットはかなり、頭がいいものだ。
と、市場の賢さを指摘しつつプロパガンダ。
私も
- 市場が常に100%正しいとは思わないが
- 多くの場合、私よりもはるかに賢い
と思います。
為替に関しての藤巻さんの見解は
ドル売りが仕掛けられても底堅くなってきている。やはり経常黒字の縮小で売るべきドルが不足してきているせいではなかろか? 今年の社内レートはかなり低かったため$の上昇期には輸出のドル売りが早めに出ていた可能性がある。早めに売っても社内レートより高く売れば財務部としては責任を果たせるからである。 しかし、$を売り切ってしまうと売るべき$が不足し青天井が抜けたように$が上昇する可能性もあると考える。
ファンドマネージャのベンチマークがindexならば、財務部のベンチマークは年度始めに決めた社内レートか...。
そして、最後にドル安論者のロジックは
「全ての通貨価値が落ちる=インフレがくる」 (中略) より重要なメッセージは「インフレが来る。どの国でも土地・株を買っておかなくてはいけない」ということではなかろうか?
と指摘。
keyword 藤巻健史