プロパガンダ11/09

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2009/11/post-31.html
税収の少なさを強力にポジショントーク

(昨年度の33兆円と比較して)
さらに44兆円を金融機関が購入するのは大変だ。新たな購入資金が天から降ってくるわけではない。経済成長により預金が新規に44兆円増えるか、貯蓄率が上がるか、または株式等他の投資からの振り替えか、外国から資金を呼び込むか、最悪の場合、貸しはがしを起こすしか、その原資はない。

具体的に原資を思い浮かべると、どれも大変そう。

今年度の法人税は5兆円か6兆円に落ち込みそうだそうだ。
(中略)
法人税だけでなく、所得税も消費税も前年度収入を下回り、今年の税収は30兆円台と予想されている。そんなときに来年度予算で95兆円も使うなんて、財政規律もへったくれもない。

税収30兆円台(今年度)で支出が95兆円(来年度か。来年度ぐっと景気が回復し税収がぐっと増えるとも思えず。

残念ながら今回6%に長期金利が上昇すると私が予想するのは「良い金利上昇」ではなく「悪い金利上昇」である。

財政が破綻する方向に進み「悪い金利上昇」で長期金利6%か....。かなり景色は変わるだろう。例えば貨幣の流通速度は上昇しそう。