プロパガンダ 2010/1/6

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/01/post-38.html

12月は為替が円安方向に進んだおかげで日経平均もかなり値を上げた。
米国経済も順調に回復していると考えられ、米国経済動向と円安は、今後とも日本株の押し上げ要因となろう。ただ、円安方向は、日本の財政赤字問題が外国人に認識され始めたせいとも考えら、そうだとすると「円安だから」と言って株高が力強く継続するかは疑わしい。

良い円安(貸出増によるマネーストックの増加)か、悪い円安(財政赤字問題...悪性インフレ懸念)か。

日本の財政赤字問題は、内外で注目を浴びてきており、これは「日本にとって」極めて大きな危険要因と考える。国債で未達が起きれば長期国債の大暴落はもちろんのこと、瞬時にすべてのマーケットが崩れる。「債券安、株安、円安」のトリプル安である。

入札の未達が起きると、一気にトリプル安と(ひょっとしたら)金融危機になるということか...。

本日朝(1月6日)、藤井蔵相の辞任問題がニュースになっていたが、本当に健康問題か?
穿った見方だが、予算編成自体に無理があって「そのボロが出る前の撤退」ではないか?たとえば44兆円の国債新発に抑え込んだが、霞が関埋蔵金が予算ほど集まらず国の資金不足が発生するとか。

プロパガンダだからポジショントークという点を割り引くとしても、藤巻さんはこういうふうにも見るわけか...。