プロパガンダ 7/2

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2012/07/classy-8.html

本の執筆にかかりきりとなりプロパガンダの更新がおろそかになりましたことをお詫びいたします。

楽しみにしています。

6月22日(金)の日経新聞5面に「群馬銀、外債運用を開始」という記事が載っていた。「余資運用の対象は日本国債を中心とした円建て資産に限ってきたが、日本の長期金利が急上昇する可能性を無視できないとみて、運用先を分散する。このほど米国、ドイツ、オーストラリアなど格付けが相対的に高い国の債券に約500億円投資した」という内容だった。非常に小さな扱いだったが、群馬銀行はさすがだと思う。経営陣にこういう健全な危機意識がある銀行は危機を乗り越えられる。なにはともあれ、邦銀も「外債運用は外貨調達で」から「円をドルに換えて外債投資」へのというオペレーションに変わってくるだろう。それは小さい流れかもしれないが「円安」「国債価格下落」にもつながる。

ここでは国債価格が「暴落」ではなく「下落」とある。「暴落」も「下落」のうちではあるが、両者の区別はどの辺りにあるのだろうか...。

ただ正直に言ってこの程度の消費税上げでは、ここまで巨額になってしまった累積赤字に対処することはできない。焼け石に水だ。だからと言って、何もしない政治家など、私は無責任もいいところだと思うのだ。

消費税増税財政破綻が少し先送りに出来そうなので、さっそく新幹線等に財政主出を始めたなー、いったい何のための増税か...、と思う。