FT誌

翻訳記事がこちらにあった。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35860

外国人の日本国債保有比率は3月末現在で過去最高の8.3%に達し、その後まず間違いなく上昇している。最新の6月のデータは、外国人が各年限にわたって日本国債を大幅に買い越したことを示していた。5月に続く大幅な買い越しで、程度の差こそあれ、4月も同様だった。
2010年には日本国債への資金流入の多くは、ユーロからの資産分散化を図る政府系ファンドや各国中央銀行の資金だった。だが、バンクオブアメリカ・メリルリンチの推計によると、昨年は日本国債に流れ込んだ21兆円の純流入額のうち、約3分の2が民間部門からだったという。
外国人投資家はほかに行くところがない、とバンクオブアメリカ・メリルリンチの債券チーフストラテジスト、藤田昇悟氏は言う。「欧州の資産は猛烈な速さで格下げされており、投資家が最善の選択肢として日本に向かわざるを得なくなっている」

ということは、外国人投資家が本来の場所に帰るとき、国内にJGBの買い手はいるか?ということだな。