プロパガンダ 2/15

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2013/02/post-165.html
藤巻さんに日ごろの主張の要約が並んでいるが、私としては下記を引用。

資産超過だろうがなんだろうが、銀行から新しいお金が入ってこない限り、国家公務員の給料も尖閣を守るお金も不足するのです。企業でいえば現金不足による『黒字倒産』です。銀行の借金が返せる資産を持っているかどうかの問題ではありません。明日落ちる手形分の現金があるかどうかの問題なのです。
 このような発言をするたびに『財政破綻を願っているのか?』と非難を受けます。冗談じゃありません。誰よりも愛国心があるつもりです。10数年前にわたしが「インフレが必要だ」と主張したら、国賊扱いでした。インフレとは悪魔の言葉だったのです。『円安論』を強く主張したら、『自国の通貨安を願うとは非国民め』と言われました。それが、いまはみなが『インフレや円安が必要だ』と言っています。
 財政破綻しても、その後の大幅円安によって日本は大回復すると信じています。未来は明るいのです。
 財政破綻が不可避であるならば、それを早め、それに続く日本再生も早めた安倍首相は将来評価されるかもしれませんね。褒めているのか皮肉なのか、わかりませんが。

財政赤字が1000兆円、税収を40〜50兆円として、デフレ時の金利を1%とするならば利払いは10兆円、普通の景気になってCPIのインフレ率が2%ならば長期金利は4〜5%で利払いは40兆円〜50兆円。だからといってデフレを永遠に続けるのも不可能。藤巻さんの主張が一番ロジカルと思う。

G20で日本に為替に文句が出るとかでないとか騒いでいる人がいるようだが、文句など言われようがないではないか?なぜなら、安倍首相はまだ、何もやっていないのだから。やったのは「円安にすることが必要だ」と、おっしゃっただけで、大規模為替介入をしたわけでもなんでもないからだ。市場が円を安くしたのだから他国は文句の言いようがない。また文句を言うと言うことは、他国が不利になるからだ。日本には有利だと言うことだ。円安は日本に大いにメリットがある。

そのとおり。
税制を変えてマル外を導入しても民間(市場)がやることだからね。