プロパガンダ 11/12

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2013/11/post-210.html

日本の財政は極めて厳しい。国の予算も家計とおなじで、収入の範囲で支出を決めるべきだ。そうしなければ財政が持つわけがなく、いずれは国民が地獄を味わう。政治の中に入ってみると、既得権者も族議員も官庁も予算の分捕り合戦に明け暮れているのがいっそう気になる。

なるほどー。

米国の10月の非農業部門の雇用者数が20万人を超えた。このおかげで米国経済の強さが確認され、米国の量的緩和の出口戦略も早期に実施されると予想される。さらには日本の経常収支の赤字化も近づいてきた感じだ。また日本はばらまきが続き、消費税増税でも累積赤字の急増は止まらない。(消費税を増税しても毎年40数兆円ずつ増えている累積赤字が毎年30数兆円ずつ増えると減速するだけの話だ)以上を勘案すると今後円安が進むと考えざるを得ない。100円を超えると円安の進み具合は早いかもしれない。

ここまではいつもの藤巻節だが、

2002年の「トーキョー金融道」でも述べていたように円安こそ我が国の唯一の景気回復策だったのだが10年もの時間を無駄に使ってしまった。その間に日本の累積赤字は3倍にも膨れ上がってしまった。こうなっては最強の円安政策も極めてリスキーな政策となってしまったのが残念だ。(10年前の時点で、私は円安こそ唯一、最大の政策だが景気回復は、それでもナロー・パス(狭い道)だと言っていた)今は、道があるのかも私は自信が無い。

というわけである。