プロパガンダ 12/17

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2014/12/post-261.html

このファックス通信の5か月後の98年12月、長期金利が0.6%から2.4%に跳ね上がった(値段は急落)。助かった〜!!「資金運用部ショック」と呼ばれているものだ。 
(中略)
12月22日、その大蔵省資金運用部が国債買入れの停止をすると当時の宮沢蔵相がコメントし、債券相場が急落した。株式、円相場も追随し、「日本売り」の様相となった。
「大口の“売り”が出て暴落した」のではない。「大口の“買い”がなくなった」ので市場が暴落したのだ。
  当時の大蔵省資金運用部の国債購入額は大きかったとはいえ、今の日銀ほどではない。
(中略)
その運用部が購入を停止するというだけで、あれほどのショックが起きたのだ。
(中略)
もし今後、その超大手の買い手の日銀が「国債購入を辞める」となれば、そのショックは資金運用部ショックの比ではない。国債は暴落必至だ。誰が暴落必至の国債を日銀に替わって買うのか?誰が毎年80兆円+αを買うだけの資金余力を持っているのか?

だから、理由をつけて日銀はズルズルとJGBを買い続けざるを得ないだろうなあ。
円はズルズルと安くなり続け、ある時点から急激に安くなり、同時に長期金利が急騰し、インフレが進むのだろう。