プロパガンダ 2/25

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2015/02/post-270.html

そもそも、日本人全員がダイエットを始めたわけではあるまい。国内生産高が外国の農産物に押されたせいだろう。実際、現在は6兆円ほど外国から買っているそうだ。農水産物は世界中で味はそう変わらないし、安全性や品質では国内産は有利なはずだ。値段で負けたとしか考えようがない。ならば理由は為替である。

輸入品と競合する産業も為替レートの影響を受ける。

米国の農業団体は、「ドル安にせよ」とよくデモをした。それを日本のマスコミがとりあげ、ドル安円高が進行したこともあった。 ドル高是正を推しすすめた1985年のプラザ合意は「実はドル高で窮地に陥った米国農業を守るためだった」とも聞く。それなのに日本の農業団体が「円安を」とデモをした話など聞いたことがない。

なぜ、これ程まで勉強不足なんだろう。

より強烈な理由は「米国FRBはテーパリングをすでに終え、ドル紙幣はもう天から降ってこない」一方、日本は、日銀が天からヘリコプターで紙幣をばら撒き続ける。未来永劫に、だ。どちらが希少価値がありますか?そりゃ$でしょう、という話です

財政赤字をどうにかするという意志は現政権には全然見えない...。