プロパガンダ 4/19

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2016/04/post-336.html

欧米の経済学の教科書には、為替政策が書いてある。日本はその重要性に気がついていないのだ。

なぜ、未だに、その重要性に気づいていないのだろうか。

3月28日の参議院予算委員会では「日銀の米国債(ドル建て)購入」を提案した。

「異次元の量的緩和で購入する国債を日本国債(¥)ではなく米国債($)にしろ」ということだ。「どうしても量的緩和を続けたいのなら弊害のない上にドル高/円安が進む米国債を買え」と主張したのだ。

量的緩和からの出口を考えている日銀は円の金利を上げたいのであり、ドルの金利を上げたい(=ドル国債の値段を下げたい)わけではない。誰かが日銀が売却するドル国債を買ってくれる。したがって日銀のバランスシートを縮小出来る(=出口がある)のだ。

出口がある金融政策をやってもらいたい...。