プロパガンダ 12/05

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2688

私は、米長期金利の急騰と日本の財政問題の顕在化が、米国株の最大リスクだと思っている。

長期金利の急騰というシナリオ、FRBがが後手に回ったかも。

これほどマーケットが強いときは、すべてのマーケットにおいて、動きに逆らわないほうが良い。

私の今の助言は「ドルのMMFなどドル短期債/短期債を中心とした投信」への投資だ。

長期金利の急騰で長期債がやられ、米株も金利で下がるのを警戒と。

日本記者クラブ実施の「日銀の総括的検証の検証」シリーズの会見で、須田美矢子元日銀政策委審議委員は、この間の量的緩和政策がもたらした副作用として、市場のシグナル効果が低下し、日銀の財務の健全性が毀損されつつある、と警告。山口泰元日銀副総裁は、量的緩和政策の失敗は「白日の下にさらされた」としたうえで、その出口がどうなるかについて早めに議論し、副作用に備えるべきだとの見解を明らかにした。

出口がないにも関わらずそう言われても...、という気はするが、アリバイ作りを始めたというサインが重要かも。