来年、何して楽しもうか?

あっという間に12月。1年を振り返り来年を考える時期になりました。

先週の朝日新聞"be"の藤巻兄弟には、「今や情報は瞬時にいきわたり、誰でも入手できる。金融の仕組みを勉強し、経済を分析する能力さえ身に着ければ、プロも素人もない」、とコメントがあります。

藤巻さんの著作、「プロパガンダ」、藤巻兄弟を振り返ってみると、数あるトレーダーの技のうちから、テクニカルな要素に左右されないシンプルな長期視野のファンダメンタルなやりかたを藤巻さんは個人投資家にアドバイスしてきた、(ただし、エッセンスは読者が発見して楽しめるようにあえて伏せてある)、ように思えます。

1年かけて経済学の教科書をまじめに読み、藤巻さんの主張は学部レベルで学ぶマクロの理論にきれいにのっているように思えるようになりました。

この体験を踏まえて先週の藤巻兄弟を読むと、金融と経済分析が次のキーワード(藤巻さんが出しているヒント)と言えそうです。

金融については藤巻さんの本「実践・金融マーケット集中講義」(ASIN:4334032176)をとっかかりにするとして、経済分析はどこから手をつければいいのかしら。本のどこかにヒントがありそうなので読み直してみます。来年の勉強テーマのひとつはこれに決定。