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英国EU離脱

ふたを開けたら離脱だった。 離脱した場合、確かに中央銀行が懸念するように「避難通貨ドル」は不足する可能性はあるだろうし、ポンドは下落しよう。ユーロも多少下落するかもしれない。しかし英国はポンドの下落によりきわめて健全な経済状況になるだろう。…

リーマンショック前夜

「リーマンショック前夜」と言うからにはその前提にリーマンショックの規模のショックが来るかもしれないという含意があることになるのだが、日本政府の財政破綻を念頭においているのかしら...、そうじゃないのならメデタイな....。

日本の実力は180-200円/ドル

藤巻さんによれば「日本の実力は180-200円/ドル」とのこと。 日米金利差が開いて実力以上に円安になるとどうなるか。 実力以上の円高は強烈なデフレ要因だったわけだから、その逆でインフレ要因となる。 そういう場合、本来は中央銀行は金融を引き締めねばな…

雑感

藤巻さんの昔の本には重要なことがサラッと書いてありますね。 昔は日銀の当座預金に余分に預金を積むと日銀から電話がかかってきて怒られた、とか。だから日銀が金融緩和するとベースマネーがドンドン市場に注入されバブルになっちゃった。今はそういう行政…

どの程度のインフレになれば均衡するだろうか

http://jp.reuters.com/article/jp_forum/idJPKBN0IK1NU20141031?sp=true 日銀のB/SがGDPの70%に達するとすると350兆円ぐらい。 デフレになる前のマネタリーベースは50兆円ぐらいだったと記憶している。 大雑把に7倍になったが貸出が増えないとか貨幣の流通…

ユーゴスラビアのハイパーインフレ

1992,93年はハイパーインフレだった模様。 http://bit.ly/10HsFPx 印刷機を回して政府の経費をまかなっていたのでしょう。

ちゃんと仕事をするECB

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0EG1ER20140605 前例が無くても踏み込むプロの中央銀行家。

ワイルドインベスターズ投資ブログより

http://blog.livedoor.jp/contrarian65-wild/archives/51148730.html 米国が金融政策を「成長と雇用の道具」として使っているのに対し、 その他の国はまず金融政策ありきです。 その結果、成長や雇用にあまり注意を払っていないように見えます。 同感。 メデ…

1年の終わりに

結局、為替レートが円安になればリスク資産価格も上がり実体経済も良くなる、という1年だったような気がする。 残念ながらリーマンショック後の極端な円高で日本国内で踏ん張っていた製造業の現場が耐え切れず国外に流出したので、円が少し安くなっても雇用…

雑感

中国の不動産バブルの崩壊、韓国の信用危機、日本政府の財政破綻、一番最初にくるのはどれだろうか。

雑感

アベノミクスがよろしくないという主張もいろいろあるが、藤巻さん意外に明確な理由を挙げている人を見かけない。 主張しているが、気分でそう言っているだけの人、本当は分かっているが空気読んで言わない人、わかっているんならはっきり書いて欲しいな。

澤上さんの見解

アベノミクスで今行われていることは、お金のバラマキだ。国債をどんどん発行していけば、どこかで必ずマイナス面が出る。今の金利、即ち10年物長期国債が米国で1.9%台、日本で0.5〜0.6%というのはそもそも異常な水準で、今後物価が2%上がったとき、長期…

「リフレはヤバい」のなら

http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20130321/245383/?top_fcs 「リフレがヤバい」という理由は 景気が良くなって民間の資金需要が増えれば民間と政府が資金を取り合って長期金利が上がる 円が安くなれば円よりも外貨が選好されて長期金利が…

ロイターの記事

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE92E05820130315 バブル経済が崩壊してからの20年間、日本経済は停滞が続いていたが、緩やかなデフレによって高齢者の購買力も緩やかに右肩上がりが続いてきた。インフレを起こしてそれを逆回転させようとし…

年金・生保のポートフォリオ変更

けさの日経に年金・生保が日本株の比率を引き上げる意向、という記事があった。 JGB、たぶん長期のものが売られるから、長期金利に上昇圧力がかかる。 その分を日銀が買うのかしら。

アベノミクスに反対の識者

アベノミクスについて「金利高騰」「金融危機」と反対する識者の方々もいるが、景気を回復し雇用を回復するにはどうすればいいか、どうすればよかったか、という点で(今の見解も過去の見解も)サッパリな方々が多い。 残念ではあるが、これが日本の実力のな…

次の日銀総裁はだれ?

http://info.finance.yahoo.co.jp/kabuyoso/article/detail/20130214-30070005-fisy-question-3007 最後にこう書いてある。 なお、ほとんど声は上がっていないものの、伝説のトレーダーである藤巻健史氏が総裁に就任したら市場のインパクトは最高潮に達する…

円を売る人がいれば買う人もいる

日本人が円を売ると銀行の円預金が引き出され邦銀はJGBを売らざるをえなくなる、と藤巻さんは言います。 円を売ってドルを買う人の反対側にはドルを売って円を買う人がいるわけで地球全体では円預金は一定だが、邦銀の円預金が減り外銀の円預金が増えるなら…

雑感

最近、「円高がデフレの原因」という主張が増えてきたような気が...。 空気よんで今頃言い出すくらいなら、もっと以前から主張して欲しかった。

CPIではなくて資産価格の理由

藤巻さんはCPIをインフレターゲットにするのではなくリスク資産価格を見るべきと主張する。金融緩和は為替レートとリスク資産価格に直ぐに反応するが賃金や一般物価にはかなり遅れて反応するので、CPIで教条的に金融政策を行うと別のバブルを膨らませ破裂さ…

GSのオニール氏

http://www.nikkei.com/money/gold/toshimagold.aspx?g=DGXNASFK20008_20112012000000 レポートにはこういうことが書かれていたらしい。 今日のリポートの最後に、簡潔に持論を述べておく。1985年9月のプラザ合意からゴールドマン・サックスに入社する1995…

週刊文春

「国債は持っていない」とおっしゃる皆さん。 自分が貸した金(預金・貯金・貯蓄性の保険)がどんな資産で運用されているを意識することは重要であろう。金融機関が金利上昇で破綻に追い込まれるとき、法律で保護されるならばマクロ的にどういう状況になるか…

ハーバード大学のデール・ジョルゲンソン教授

http://jp.reuters.com/article/jp_forum/idJPTYE89A02920121011 為替市場での円レートの過大評価が、日本経済の低パフォーマンスの主因であることは明白だ。日本銀行がより積極的な金融緩和策を講じなければ、この行き過ぎた円高は日本の潜在成長力にとって…

週刊新潮

つまり「日本国債」は暴落するのかしないのか! 本屋の棚を二分する 「日本沈没本」vs「日本常勝本」著者たちの批判大合戦 という記事があって、藤巻さんもコメントを寄せていた。 マクロ系の論者は市場・金融がイマイチだったり、金融・ミクロ系の論者はマ…

うーーん

さらりと結構深刻なことが書いてある。 http://blogs.yahoo.co.jp/kqsmr859/36257829.html 日本では、さらには知識人一般はもとより、政界にも、官界にも、ジャーナリズムにも、経済学的な政策判断の基本的な考え方がほとんど浸透していません。 知識人のほ…

藤巻さんの日経Web版の読者コメント

藤巻さんの主張はいつもどおりのプロパガンダであるが、読者コメントが面白い。 藤巻さんの長期の戦略は、経路はいろいろあるが最終的に行き着かざるを得ない所を見定めてポジションを取る(そして実現するまで逆風に耐える)、と私は理解しているので、「最…

JPモルガン・チェイスの巨額損失

報道によれば、流動性に欠ける資産で巨大なポジションを持っていたらしい。マーケットが細って自分の売りで自分の首を絞めることになったのかしら。 そういう点で、流動性がたっぷりある資産しか扱わない(いつでも確実に勝負から降りられるようにする)とい…

4/27日経朝刊 大機小機

六光星氏の「すぐそこにあるデフレ脱却」で、100年前の英国の長期デフレについて、金本位制の当時、英国政府保有の金が流出して通貨供給量が減ってデフレになった、新しい金抽出法が発明され南アフリカの金産出量が急増してデフレから脱却した、と書いている…

買いました 「なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか」

Amazonではまだ「予約受付中」ですが、書店にありました。なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか作者: 藤巻健史出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/01/27メディア: 単行本 クリック: 22回この商品を含むブログ (9件) を見る

年末雑感

原子炉事故の顛末を見ていると、責任ある立場の高官は原子炉の仕組みに無知で、興味も無く、興味有るのは保身と利権だけらしいということを感じざるを得なかった。 こういうのを見せつけられると、政府や日銀の経済政策も同じなのだろうという気がしてならな…