7月21日 モーニングサテライトの藤巻さん

テーマは米国不動産市場はバブルか?

日本の不動産: 日銀は金利を上げず、誰もバブルとは思わず(行け行けドンドンで)、上昇したらバブルだった
米国の不動産: FRB金利を引き上げ中で、警告に満ちているなかで、上昇している

マーケットがバブルを警戒しているにもかかわらず上昇するときは「経済が強い」と素直に解釈するのがよい。

ハワイの不動産(藤巻さんのコンドミニアム投資)を引き合いに、「軽井沢の不動産が1.5倍になった場合日本経済は強いと思うのが自然」。日本を除く先進国の不動産価格が上昇していることは、世界経済は強いと解釈できるということでしょう。

キャスターの本村由紀子さんが「その時のドル円は?」と意地悪な質問が入ったり、会社の金の運用はうまいが個人資産の運用は下手と評したのは当時のJPモルガンの会長だったことが判明したりとか、Watcherには漫才のようにも見える面白いトークでした。

「世界同時不況」や「米国不動産バブル崩壊」の可能性の指摘と本や雑誌の売上を増やしたいというビジネスの思惑とのギャップや一方に偏りがちな日本のムードの影響から逃れるためには、知的努力が要ります。藤巻さんのお勧めは「英語」ですが、私の修行はなかなか進まず.....。

流動性の罠脱出後の日本はどうなるか? ぼちぼち検討を始めるべき時期かなあと思います。

人民元切り上げ:朝刊の見出しの派手なこと。「どこかで戦争が始まったか!」と勘違いしそうでした。

つみたてくん:高額な買い物の為の積み立てに重宝していたのに残念。

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