9月1日 モーニングサテライトの藤巻さん

テーマはヘッジファンド

ヘッジファンドへのお金の出してが変化したのでヘッジファンドの手法も変化した。かつては中東やヨーロッパの大金持ちのリスクを取れる資金だったので経済の方向を当てるハイリスクハイリターンの取引が主体だった。今は年金基金からお金が来ており大きなリスクを取れないのでLong-Shotといった裁定中心のローリスク取引がメインとなっている。

昔はハイリスクの資金を背景にそれぞれ独自のポジションを取っていたが、今はリスクを取った勝負をしづらくポジションが同じ方向に傾きがちである。

今はリスクフリーの金利が低いからこそローリスクの裁定スタイルが流行るが、金利が上昇すればリターンの大きなディレクショナルトレードになる。

(ここからは私のたわごと)

藤巻さんが超大物ヘッジファンドマネージャたちといかに親交がある(彼らが一目置く程の存在である)かをさりげなくちりばめ、金利が上昇するこれからはFujimaki-Japanの出番ですよ、とプロパガンダしているようにも聞こえたトークでした。

金利水準の変化でヘッジファンドの流行のスタイルが移り変わるという点、金利の影響力の大きさを物語っているようです。

2、3日前の日経に個人の外貨証拠金取り引きで円売りが多く円が上がりにくいという記事が出ていました。三井不動産の宣伝用冊子もずいぶんん分厚くなり物件もひところより豪華になってきたような気がします。じわじわと藤巻さんのシナリオのようになっているな気がします。