07年5月23日 モーニングサテライトの藤巻さん

藤巻さんが日米の株価、不動産、ドルに関して強気の見方をする理由 : 様々な理由があるが、政府・日銀の政策から考えると

  • 今年度の財政赤字 歳入58兆円 − 歳出83兆円 = -25兆円
  • 累積赤字 830兆円
  • 金利が5%になると利払いが42兆円、バブル期でも歳入は70兆円弱。

1980年の政策金利は12.5%だったから、5%の金利は想定外ではない。 累積赤字を減らすことが非常に重要。 歳入を増やし歳出を減らす以外に他の政策を組み合わせねばならない。 
資産価格が穏やかに上昇すれば経済はすごく良くなる。 政府が取りうる政策は資産インフレ以外に無い。
そのためには超金融緩和を続ける。
今の経済データから考えると政策金利は2〜3%、現実は0.5%、資産インフレ政策だと思う。このペースでやれば資産インフレ。


政策金利をCPIで論じるケースはとても多いが、資産価格で論じるケースは少ない。 藤巻さんとか菅野さんとか。

政策金利が低すぎると過剰なリスクテイクが生じるから....。 私ですらキャッシュフローとか諸条件が満たせてフラット35みたいなのが使えるならば不動産投機してみるのも悪くないかなー、なんて思える今日この頃ですからね。 金利が2%高いとこういうふうには感じないでしょうね。 


Keyword : 藤巻健史,資産インフレ,財政赤字