「金融と審判の日」

ジム・ロジャーズが「はじめに」を書いていることに惹かれ以前読んだことがあります。 そのころに比べいくらか知識が増えこともあり読み返してみました。

金融と審判の日~21世紀の穏やかな恐慌を生き延びるために (ウィザードブックシリーズ)

金融と審判の日~21世紀の穏やかな恐慌を生き延びるために (ウィザードブックシリーズ)

「はじめに」にてジムは著者たちに自分と同じ考えなので「破滅するときはいっしょだ」なんて書いています。 そういう訳でジム・ロジャーズの考え方を知るのには絶好の本かも知れません。
著者たちは、歴史を振り返り人間の集団思考を繰り返し説明し、紙幣と中央銀行の関係を説明し、人口分布の変化が経済にどう影響するかを説明し、日本のバブルとその後のだらだらと長い不況を引き合いにしアメリカ経済の未来を語ります。
以前読んだときは正直に言って消化不良でしたが、今回はジム・ロジャーズが考えているであろうことがビンビン伝わってくるような気分です。 時間がとれるようになったら内容を紹介したいと思います。