なるほど! (追記 7月3日)

日経朝刊で仕組みがわかりました。
中国財務省が債券を発行し市場から人民元を吸い上げ、その人民元で人民銀行がもつ外貨を買う。その外貨で海外のリスク資産を買う。
その結果、

  • 膨らみきった人民銀行のバランスシート(資産の部に外貨、負債の部に発行済み人民元通貨)を縮小させ、さらなる介入を可能とする
  • 中国国内の過剰流動性を吸収する
  • 中央銀行が外貨建てリスク資産買い通貨の信用のリスクを抱えるより政府がリスクを抱えたほうが害が少ない(たぶん)

という効果が期待できる。
政府と中央銀行の合わせ技でした。