10月2日モーニングサテライトの藤巻さん バブル警報発令 !?

NY市場でダウが最高値を更新した日に藤巻さん登場。
株価は将来の経済を予測する。7月に最高値をつけ11%落ち再び最高値まで戻した。アメリカの投資家は米経済の将来を悲観していない。
ここ数年いろいろなアメリカ経済失速論がでてきた。そういう人に限って勝負していない。ダウを売ってみろ*1と言いたい*2
サブプライム問題の一番重要な問題は、過剰流動性が存在し余剰なおカネを吸収しなければいけない時に逆におカネを市場に供給してしまったこと。80年代後半のブラックマンデーの時と同じ*3
日本の政策金利5%は穏やかな資産インフレを起す意図の5周遅れだったが、8月、9月に引き上げられず7周遅れである。10月11月に引き上げられないとかなりのバブル*4を警戒したほうがよい。


明確に強いトーンでバブルの可能性を言及しています。実際バブルになるかどうかは日銀次第でしょうが、警報発令と解釈しました。1週間後発売の雑誌VOICEを(内容を容易に想像可能とはいえ)早く読みたいものです。


20年たてば記憶も薄れ再びバブルが来るともいいますが、前回のバブルの反動の不況の傷はまだいえていないし新技術とかニューパラダイムといったブームも見られないので、私はバブルまでの距離感をつかみかねていましたが、最近「『マンション買った』『一棟丸ごと』『オーナーの多くはサラリーマンです』」というTVコマーシャルを耳にし、「わあ、バブルがすごそこまで来ている!」と確信しました。このコマーシャルの件のスキームは知りませんが、不動産の値上がりを期待にいれた過剰な信用供与(リスクテイク)はバブル期に見られる典型的な現象でバブルのニオイがプンプンします。
頑張れ日銀。
でも、素人の私にも匂うのに利上げ賛成が少数派なのは何故だろうか。


付録
バブルの参考書の例はこちら
http://d.hatena.ne.jp/guerrillaichigo/20060903


keyword:藤巻健史

*1:空売りという意味

*2:藤巻さんらしい表現

*3:その後FRBは金融を引き締めブッシュ父は再選に失敗したが米経済はゴールデンタイムをむかえ、日銀は引き締めが遅れバブルを招いた。

*4:この部分記憶があいまいですが強い表現だった