雑誌 Voice 11月号

「資産インフレはこれからが本番」 藤巻健史
内容は藤巻さんの日ごろの主張と同じ。原稿は1ヶ月前(株価・為替ともに低迷)なので、ちょっとマイルドなような気がしました。読んでみてください。
今回の注目フレーズは次の2つ。

 現在、日本の消費者物価指数は安定している。インフレといわれても読者の方はピンと来ないかもしれないが、インフレは歴史的に見て、資産インフレから数年後に来るものである。

私のたわごと: 資産インフレから数年後にCPIのインフレがくるならば、そのころには長期金利がインフレを織り込み上昇し財政危機に直面するハズなので、その時期には財政支出削減と増税という政策になるハズ。

 インフレをヘッジするものは株と土地しかないことは、歴史が証明していることでもある。この点からも日本に本格的な資産インフレが起きることは、間違いないであろう。

私のたわごと: 人々がCPIのインフレを予測するとインフレヘッジ資産に買いがはいり価格が上がるというメカニズムでも資産インフレが起きる、と藤巻さんは言っていますね。


「地価上昇は三十年続く」 増田悦佐
独自の視点でこちらも面白い。藤巻理論では地価と実体経済は関連しているので。