プロパガンダが更新された
http://www.fujimaki-japan.com/propa/200866162224.html
今回のプロパガンダを要約すると
- 米国企業は時価会計だから「峠は越した」発言は信用に値する。峠を越したならば株価が上昇し逆資産効果が資産効果に変われば個人消費は増え、実体経済は好転すると考えるのが筋である。*1
- 英国中央銀行は5月1日「サブプライムローン商品は売られ過ぎている」との見解のレポートを発表した。そうならば、引き当てを大きく積んだ金融機関は近い将来戻り益を計上する可能性が出てくる。
- 米国株価はいまやかなり高いところまで回復してきた。実体経済が悪く景気が失速すると思えば株価はこんな高いところにない。マーケットはエコノミストの警告も聞いたうえで価格をつけている。
- この1年で石炭価格が3倍になっている。川上でこれだけの価格急騰が起きているのだから消費者物価の急騰もそう遠い先ではないと思われる。サブプライム問題沈静後の*2長期金利急騰の可能性は高いと考える。
- 原油の高騰が続いている。この状態が続くと日本の「モノ+サービス」の黒字はかなり減少するのではないだろうか? それは日本の経常黒字の大幅減少を意味し、ドル高円安に為替のトレンドが変わる可能性が高いと考える。*3
今回の注目は「経常黒字減少」。
ブレない藤巻さん。 森羅万象・様々な出来事がランダム・ウォークのように起きても最後には大きく勝てるというポジションを見つけ出せることがスゴイと思います。