藤巻健史の国富論 第3回

http://voiceplus-php.jp/web_serialization/kokufuron/003/index.html
消費税アップは当たり前という話。
財政赤字が巨額すぎて、利払いできるかが問われる状況にある。 長期金利が上昇すればあっという間に利払い困難になる。 上げ潮政策だけでは解決できない。増税を語らないのは無責任である。


追記
為替、米国株価、日経平均長期金利、不動産のすべてが思惑とは逆に動き「おおはずれ」とか揶揄される藤巻さんですが、藤巻さんのブレないスタンスのベースには日本が莫大な財政赤字からくる利払いの問題から逃げられないことと思います。 悪いシナリオは財政破綻ハイパーインフレ、よいシナリオは資産インフレで景気を刺激しつつマイルドなインフレと増税財政赤字の圧縮。 いずれにせよ最終的には、円安、資産(土地・株)インフレ、CPIのインフレ、長期金利の上昇。
良いシナリオになるかと思ったのに...。
グリーンスパン前議長の利上げスタートがちょっと遅かった?、バーナンキ現議長の利上げストップがちょっと早かった? 残念だなあ。


雑感1
為替レートと株価の関係、ユーロ懐疑論(ドル強気)と藤巻さんのロジックはちゃんとworkしていると思います。


雑感2
投資銀行の強欲が避難されるならば、日本における財政赤字に対する無理解・無視・ほっかむりも避難されなきゃいけないんじゃないかなあ。