6/2, 6/5

日米共に株価が順調に回復し(GM連邦破産法11条申請は(予想どうり)織り込み済みで)、プロパガンダも頻繁に更新されている。
(最近疲れ気味の)私のブログよりも更新されている!。
http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2009/06/post-18.html
http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2009/06/66.html


今回の注目ポイントは

長期金利が上昇するので、それが景気回復の足を引っ張る」という識者もいるが、景気が回復すれば必ず長期金利は上昇する。これは良い金利上昇であるが、景気が回復する時はそんなことを、ものともせず株価は上昇するものだ。

確かに財政状況の悪化による悪い金利上昇は景気に悪影響を及ぼすが、日本の経験からしても、すぐに悪い金利上昇が起こるとは思えない。今後の長期金利上昇はいい金利上昇であろう。

上記は米国のことで、

ただし、今後、長期金利はかなり上昇すると思っている。

というのは、日本のことか。


藤巻さんは、「100年に1度の危機」はもう終わった説。

「100年に1度の危機」はすでに終わったと株式市場が判断している証拠だ。万が一、その判断が違っていたとしても、その株価の上昇はすでに実体経済を持ち上げた。(中略) 保有財産の価格の上下で消費に回すお金はかなり違う。株価が上がれば消費を増やすのだ(資産効果)。株価上昇――>実体経済上昇――>それを見た更なる株価上昇――>実体経済の上昇の好回転が始まった。

日本では「資産効果」が注目されない理由として、

政治家、中央銀行、お役人、マスコミ、サラリーマン・エコノミスト等、経済政策に携わる多くの人々は、その仕事柄、株を買うのを禁止されているから、「資産価格の動きがいかに消費に影響するか?」を感覚的に理解できないのだと思う。

でも、「逆資産効果」はよくメディアの登場した。 この非対称性は何故生じるの?


藤巻さんの投資ポリシー

30年にわたる私のディリングーの経験からして「流動性リスク」は私の最も嫌うリスクである。

そして今回の危機を総括して

今回の危機は『100年に1度の危機』というような大げさなものではなかった


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