プロパガンダ 11/17
http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2009/11/post-32.html#
いつもと同じで、強気。
あいかわらず米国株・米国経済に強気である。一方、日本経済・日本株については弱気である。とくに今年末から来年にかけてのトリプル安を心配している。したがって今は米国株を中心とする海外株・海外株投信の購入、そして日本では債券ベアファンドの購入をお勧めしている。日本でトリプル安があるとすれば、引き金は日本国債暴落である。
そして悲観的。
日本の財政事情を考えると、保険等も、もう国に頼れる状況ではない。公的年金・公的保険に頼るのではなく自分で財産を守る方法を考えなければならない。
予算要求を見ていても「日本に金はもはや無い」と言う認識が皆無なのが大いに気になる。
金がなくては何も出来ないのだ。
そして、長期金利が上昇すると政府の利払いがヤバイ。
今回の私の注目点は、長期金利上昇のメカニズムが例示されていること。
- 住宅ローンの多くが変動金利であるが、長期金利が上昇し始めると固定金利への切り替えが進む。すると金利上昇局面で固定金利資産を持ちたくない銀行は国債を売る。すると長期金利は更に上昇する。
- 日本国債の格付けDown。パッシブ運用から日本国債がはずされ、売られる。
日銀が買っても44兆円の原資は出てこない、と藤巻さん。