プロパガンダ 3/18

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/03/post-47.html
銀行の国債保有増の背景は

景気低迷で貸し付けが伸びなかったので国債を買い進んだわけだ。ところで、借金のために今後とも毎年40兆円から50兆円の新発国債が発行される。この購入のための新しい金は天から降ってくるわけではない。この1,2年間、国債が完売出来ていたのは、この記事にあるように、融資から振り替わってきたお金によるところが大きい。

景気が回復しつつあった(貸し出しが伸びていた)ときにリーマンショックが襲い不景気になり、貸し出しが戻ってきた・企業が手元にキャッシュを置きたがった結果、銀行は国債を購入することになった、と理解。 ならば、もっと景気がひどくならない限り銀行は新規に国債を買えない、あるいは、景気が回復して貸し出しが伸びれば国債は売られる、となろう。

いよいよ外国人が国債市場になだれ込んできそうな雰囲気だ。ただし安心してはいけない。「売り」で入ってきそうなのである。「買い」ではない。マーケットを知らない識者は「日本国債は外国人が持っていないから外国人の売り仕掛けがない。だから安心だ」というがとんでもない。世の中、それほど甘くない。

下記、民主党の性格では立場上こう主張せざるを得ないのかもしれないが、そういう認識ではなあ...。 困るなあ。
http://blog.guts-kaneko.com/2010/03/post_505.php

国債先物市場は現物市場よりはるかに大きい。

大きな先物市場があって金利をいつでもスムーズに取引(ヘッジ)できるからこそ、固定金利の住宅ローンが今のような金利で提供できるのだろう。


強固な利権構造を構築するために国債を発行し夏の参議院選で国民から票を買おうとしている、と見えてしまう私は根へそ曲がりのヒネクレ根性か。