プロパガンダ 3/26

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/03/post-48.html
いつもと同じ。

2010年度予算が成立した。家計でも「収入が減れば支出を減らす」のに「収入が減っているのに支出を増やした」とんでもない予算である。

参議院選挙に向け、国債でカネを集めて、票を買う。そのツケが後から何倍にもなってくるから嫌だな。

郵政の民営化逆流問題も、とんでもない話だ。その問題点に関しての原稿は「日経ビジネス」にすでに送ってある。

問題点は何だろうか、考えてみると
1) 集めた短期のお金を長期のJGBで運用しているときに金利が上昇したときに、お金を引き出されると、郵貯は赤字となり破綻へ向かう。 お金が引き出されないよう短期金利を上げると長短金利差が縮小・逆転してやはり赤字・破綻。 郵貯の危機が引き金になり金融危機が起きかねない。
2) 集めたお金を政府が使うことになるが、政府は市場よりもお金の配分がヘタ。成長につながりにくい。
こんなところだろうか。