プロパガンダ 11/29, 11/30

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/11/post-76.html
http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/11/post-77.html

中央大学の富田 俊基教授が書いた日経新聞2010年11月24日(水)の経済教室は必読である。
(中略)
私と冨田先生の唯一の違いは、富田さんは学者だから、過激なことは言えないし、予想するのが仕事ではないが、私は、なにも「しがらみ」が無いから本音を言えるし、予想(に基づいて行動をするの)が仕事である点だ。
したがって、先生は建設的な意見で本論をまとめていらっしゃる。(税制の抜本改革に向けた準備を進めるべきである)が、私の予想は、もっと過激(であるが正しい分析だと思っている)である。もう時間切れで、日本の財政破綻は不可避だろう。

この件に関してだけは藤巻さんの予想ははずれて欲しいが、財政赤字を無限には拡大できないし、政府は迷走しそうだし。
産業政策でデフレ脱出という意見もあるが

確かにこれらは重要だ。しかし、基本的なことを変えない限り、そんな末節的なことをしても誰も国内に投資する人など増えない。円高だからである。

グローバル化した今日では企業は割安なところに投資するのが自然だろう。

今こそ強力なる円安政策発動が日本の経済面での最重点政策である。何度も言うが「通貨戦争」と言うくらいだから、為替は動かせるのだ。動かせないなら「戦争」と言う言葉は使われない。


政府が年金特別家計の積み立てを取り崩すというニュース、「やばい話だよなー、断末魔の症状が出始めたか」と思っていたら、

なに、これ?日本国も窮してここまでやるの?禁じ手ではないの?粉飾決算じゃないの?

日本の財政もここまで窮したのか?と思わざるを得ない。ギリシャ国の粉飾決算と同じ。

と藤巻さんからも警報が出ていた。


為替レートが動く仕組みの解説!

日米金利差が拡大した瞬間から投機筋や実需筋の「先物のドル買い」が起きるから「直物のドル」が上昇するのである。それを見越した投機筋の直物のドル買いも入るだろう。日米金利差が開くと、先物のドルはディスカウント幅が開き魅力的になる。だから「先物のドル買い」が起きる。「先物のドル買い」は、そのオペレーションからして「直物のドル買い」を伴う。だから直物のドルも上がるのである。