プロパガンダ 12/8

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/12/post-78.html
四十数兆円の財政赤字が「当たり前」のように書かれた新聞政治面を見ていると、だんだんそれが当たり前のように思えてきてしまうが

来年度の予算編成で、財源問題が大きな焦点となってきている。奇妙なのは44兆円の赤字は「当たり前」であり、それ以上、赤字が増える場合は「財源がない」、44兆円に収まる場合は「財源がある」と言っている点である。昨年の状況が「正しい」もしくは「与件」として議論をスタートしてはいけないのだ。
そもそも年間44兆円の赤字自体が、とんでもない大赤字であり、財源など1銭もない。増収分は赤字削減に向けるべきなのだ。

過度に平等になったおかげで「成功へのチャレンジ精神」は失われ、その結果、国際競争力も失われ、日本人は、全員が,皆、「平等に貧しく」なった。

日本国も貧しくなったせいで、年金も健康保険も崩壊の危機に刻一刻と近づいているのは間違いない。日本は「真の資本主義」を目指さなければならなかったのだ。

破綻はそう遠くないと私は思う。

経常黒字のとき、円高&不況で国内に投資する魅力が無いときに円で投資機会に以上に貯蓄しようとし、政府がそれをいいことにドンドン財政赤字を作ってお金を国民にばら撒いてしまった。結局、金融資産残高のかなりの部分は幻、政府が赤字を膨らませなかったら経済が縮小して貯蓄したくてもできなかったぶんだから...。
経常黒字を外国資産の購入で海外に還流すれば、貯蓄もでき、国内に仕事もいっぱいあっただろうに。
これを指摘する「経済学者」が国内にほとんどいないことが不思議。サミュエルソンは日経の経済教室でこのことをサラリと触れていたが。


Payer's Swaptionって何?
調べたら、固定金利払い、変動金利受けのスワップのオプションのことと判明。 変動金利が固定金利より上昇すれば儲かるスワップをオプションで変動金利低下時の損失を限定し上昇時には目いっぱい味わえる、こういう金融商品。なるほど。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AF%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3