[藤巻さん]プロパガンダ 12/25
http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2010/12/post-79.html

12月23日(木)日経新聞1面によると財務省は個人向け国債の商品性を見直すことを決めたそうだ。低金利下で商品の魅力が無くなっているので民間の預金などより高めの金利をつけるとのこと。奇妙な話である。
名目金利とは「実質金利+期待インフレ率+リスクプレミアム」で決まる。国債金利が一番低いのはリスクプレミアムが一番低いからのはずだ。

私もこの記事に「アレ、いよいよ国債の消化に苦労し始めるのかな」と。

社会保障費が一般会計92.4兆円の3割だというが、地方交付税の中から社会保障に向かう分を加えると4割は超すだろう。ほぼ税収と同額である。どう考えてもそんなのは持続性が無い。財政破綻とともに現存の社会保障制度は総崩れだと思う。

国債の利払いが5%となり税収の全てが利払いに消えるような状況では社会保障にまわす金をどこから捻出するのか...。

12月28日(火)発売の週刊朝日「新年特大号」で4ページに渡り、カリスマ予備校講師・細野真昇宏氏と討論しています。タイトルは「日本経済は本当に破綻するのか」

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