プロパガンダ 2/21

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2011/02/post-84.html

私は「円は経済実態にくらべて滅茶苦茶に強すぎる、そしてそれが今起きている日本経済の諸問題の元凶だと思っている、のは皆さま、御承知の通りだ。そこで今、83円の円が実力を反映して160円だったとしよう(160円でも強すぎると思うが)

藤巻さんの見解では「160円でも強すぎる」か。 160円だったら、国内の工場はフル回転になるだろう。

為替は国にとって重要な決定事項なのだ。それを理解している政治家が日本にはいないのが日本の不幸だ。何度も書くが「通貨戦争」という言葉を世界中のマスコミが使っている。「動かせる」から「戦争」と言う言葉を使うのであり、動かせないのなら「戦争」と言う言葉は使われるわけがないのである。

金利とは国内に資金需要が無いことを意味しているから、そういうときに貯蓄をしたいならば海外の資産を買って「貯蓄」しなきゃいけない。そうすれば円が安くなり輸出が伸び国内の消費不足を輸出で補える。なのに「円」で貯蓄しようとすると消費不足で不景気になる。不景気を何とかしようと政府が財政赤字を積み上げてしまった。

私は近じか財政破綻と言う終戦直後のような地獄が起こると考えている。

終戦直後のような地獄」... 長期金利が急騰して銀行が破綻し、ペイオフの手続きを待っている間にインフレがドンドン進み、戻ってきた預金の価値が二束三文というのはありえるかも知れないなあ。