プロパガンダ 8/4
http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2011/08/post-99.html
BBCニュースのホームページに藤巻さんの寄稿
http://www.bbc.co.uk/news/business-14399978
TBSテレビみのもんた氏の「朝ズバッ」の電話取材で「円高のメリット」を聞かれた。「外国のものが安く買えるに尽きる」と答えた。「他に何かメリットがありますか?」とさらに聞かれるので「あとのことは『外国のものが安く買える』と言うことから派生的に起きているにすぎません」と答えた。
(たぶん)これに対し、みのもんた氏は
「安く買えるといいですね〜」と言うのです
一つの典型的な反応でしょう。
「たしかに、ハワイ旅行も、ルイビトンも安く買えますし、外国人も安く買えます。すなわち外国人労働者を安く雇えると言うことです。ということは、工場はすべて海外に出てしまい、日本人は仕事をすべて外国人に取られてしまうと言うことです。日本には失業者であふれかえります。でも、安く買えるのはいいんですか〜?」と答えておきました。
円が高くなると、雇用を通じて円ベースの名目賃金・名目物価が下落して(ようするにデフレ)、結局、ハワイ旅行もルイビトンも安くないというレベルに向かう。 ならば、雇用を改善するような円安政策を目指した良いのではないか、そのうちインフレが加速するようならば少し円を高めにすればいいのではないか、と思う。
“やらせ”はともかく、原発事故の一連の対応の責任をとるのは管首相ではないのだろうか?経産省を悪者にしてスケープゴードとし自分への追及の目を逸らそうと思えてならない。
民主党の誰に総理大臣を任せればいいのだろうか?。あの無責任なマニフェストの前幹事長、外交・安全保障をぶち壊した前総理大臣、政治が踏ん張らねばならないときに行政官に責任を押し付けて逃げた前官房長官、ただちには健康に害はないと分かった上で巧妙に自分の責任回避をはかる現官房長官。
売上高12兆円超の巨大企業が生まれるそうだ。
両者の利益の少なさにびっくり。すべてがそうだとは言わないが、円高でDRAMがやられてエルピーダとして捨てる、ロジック半導体をルネサスとして捨てる、液晶もTVも携帯電話もgive upした。残っているのは台湾・韓国が手がけなかった部分...。
円安こそが必須なのである。
円が安くなれば、輸出がしやすく・輸入との競合が緩むことで雇用・賃金が改善し、リスク資産価格が上昇することで資産効果が生じ、国内の消費・投資が増えることで景気が改善する。
円と日本国債は今まさにバブル。1979年から1980年にバブルが崩壊した時もだれもが最後の最後まで土地や株を買いあさっていた。売る人なんかいるものか?と言いながら。それが突然崩れたのである。円も国債も同じだと私は思う。