プロパガンダ 11/09

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2011/11/post-109.html

今の日本経済は、完全に破綻している。48兆円の歳入に対し92兆円の歳出をする仕組みが長続きするわけがない

長続きできっこないことをやろうとしていることに「この国はもうダメだろーなー」、「そういう政治家を選挙で選んだのは国民だから、国民がそれを望んでいるんだろーなー」と思わざるを得ず、気分は晴れず。

日本の農業を守りたいなら、まずは円安にするしかない。円高のままでは、日本の優秀な工業製品でさえ競争力を失うのに、非効率な農業が国際競争力を保てるわけがないのだ。円高反対を唱えずTPP反対を大声で唱えるのは「円高反対では補助金を取れないがTPP反対では補助金がむしり取れるからではないか?」と邪推してしまう。円安にすればTPPで海外農産物の値がる分はチャラである。

まあ、そんなところでは...。

「円安論」が私、「円高論」が浜矩子さんですが、正直、実務家の私には浜さんの「世界はキリギリス陣営とアリ陣営に2分されていてキリギリス陣営の経済が負ける。キリギリスに脱メタボを強要するような通貨関係の変化が必要だ」という理論は、なに言っているかわからず理解不能でした。私の頭がわるいのかしらん?

浜さんのロジックは私にもわかりません。 文芸作品の一種でしょう、きっと。