プロパガンダ 2/18

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2012/02/post-118.html

日本企業だけが儲かっていなかったにも拘わらず、「日本の製造業が悪いのは看板方式が悪い」「斬新な発想がない」などとテクニカル的な枝葉末節の議論ばかりをしている。専門家は、自分の分野の話をしたいのかもしれないが、そんな枝葉末節にとらわれている時間はない。トヨタをはじめ、日本の経営陣は、専門家と称する人が指摘することに気が付かないアホなのか?そんなはずがない。
諸悪の根源は円高なのだ。「そうやって円高を止めるのか?」の議論をせずに枝葉末節の議論をしていてもしょうがない。しつこいようだが「実体経済に合致していない為替は簡単に動かせる」それが私のこの10数年間の主張だ。私は「1ドル200円」が日本経済の実力だと思っているから、(机上の学問をやっていた人間にはわからないかもしれないが)今の為替は簡単に動かせると信じている。ちなみに1ドル200円になったら、世界中の自動車市場はトヨタが圧巻しているだろう。

円高生産現場がどんどん海外に行きそこにいた人々は職を失えば消費は減るし、賃金に下落圧力がかかれば職を失わなくても消費は減る。
藤巻さんの判断では日本経済の実力は「1ドル200円」。 私の「感覚」も1ドル200円ならば工場はフル操業で原発で避難している人たちに「放射線量が低下するまでこっちを手伝ってくれー」となっていただろうに。