プロパガンダ 7/30

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2012/07/post-132.html

リーマンショック震源地・米国の株価はショック前の状況に回復し、リーマンショックの影響は一番無いと言われた日本株は半分のレベルで低迷しているのだ。日本株が出遅れているのではない。低迷する理由があるのだ。
円高で日本経済が低迷しているからだ。円高で企業収益が低迷しているからだ。

円高で国内の雇用が海外に流出し、名目賃金・リスク資産価格の下落で均衡させようとするような国では株価は低迷するでしょう。

「私の30年にも及ぶディリング哲学は、たとえ確率が極めて小さくても、その事態が壊滅的な結果を引き起こすような取引はしない」というものだ。
現時点での国債投資は、財政破綻という破滅的な事態が起きる可能性が「極めて小さい」とは言い難い(私は極めて高い確率で起きると思っている)のに、シミのような利回りのために国債などに投資していいのか?」というものである。ちなみに余談であるが、私が原発反対に変わったのは、この理由である。
万々が一、事故が起きれば東日本が滅亡するような(菅元首相が福島原発の直後にこのような趣旨の発言をされたと思うが)可能性を、たかだか月々3000円かそこらの電機代節約(標準家庭)のために受け入れることは出来ない。ということである。月々3000円の電気代がつらいというのなら政府は子供手当てをやめて、その分を電気代値上げ対策の補助金とすればよい。子ども手当を今もらうより、子供が安全な国に生きることを希望する親の方が多いのではないだろうか?
企業が電気代の上昇でますます苦しくなり、海外移転が増えるというのなら、円高対策をすればいい。簡単な政策で円高は修正できる。1?が80円から160円位なれば、いくら電気代が上がっても、工場は皆日本に戻ってくるし、いくら電気代が高くなっても企業は大儲けだ。

哲学がブレない藤巻さんはかっこいい。