プロパガンダ2/24

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2013/02/post-166.html
週刊朝日より

市場参加者に『日銀総裁に最適』などと評価されたのは、当時はたいへん名誉なことだった。しかし時代は変わった。
(略)
就任直後、市場からの洗礼も極めて恐ろしい。過剰なる金融緩和を期待しまくっている以上、生半可な政策では市場が反乱を起こすだろう。いままでの期待感が、すべて剥げ落ちてしまう状況になれば「針のむしろ」だろう。
(略)
政府の言いなりになった結果、ハイパーインフレを引き起こし、国民生活がどん底に陥いれば、『最悪の総裁』として歴史に名を残す。
私が10数年前から主張し、そして馬鹿にされ続けたマイナス金利政策だけが、一筋の光明だと思う。しかし、ここまで財政赤字が大きくなったいまとなっては、それも半分賭けだ。そんな賭けをする胆力のある人なぞ、いないだろう。日銀総裁は、金融業界の憧れの職業から恐怖の職業に変わってしまったようだ。

「市場は過剰なる金融緩和を期待」していて、「生半可な政策では市場が反乱を起こ」し、(量的緩和と異なり切れ味鋭い)マイナス金利政策も「半分賭け」という見立て。 私はこのあたりに注目。