プロパガンダ 8/16

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2013/08/post-198.html
久々のプロパガンダ

財政破綻が近い」と言うと、すぐ「政治家なのだから、もうだめはない。解決策を提示せよ」と言われる。しかし、解決策など、ないものはない。
今年度予算でいえば47兆円の「税収その他歳入」しかないのに93兆円も使おうとしているのだ。1000兆円にも膨れ上がった借金総額は「税収その他の歳入」と「歳出額」が逆転しない限り減らない。今、ゼロ金利だから何とかなっているかもしれないが、金利が上昇すればこの巨額借金に対する支払金利は急増する。その急増ぶりは税収増より圧倒的にすさまじいだろう。そうなれば国は資金繰り倒産である。
財政破綻の解決策は一時も早く累積赤字を減らすことしかないが、単年度で「税収その他の歳入」>「歳出」にしないことには累積赤字は減らない。誰ひとりこの解決策を提唱していないのに財政は破綻しないと信じているのが私には極めて不思議だ。ただ解決策があることにはある。「消費税を明日から50%にする」とか「年金を含めた社会保障費を全廃する」という方策だ。しかし、これを皆さんは解決策として認めてくれるだろうか?まず無理だ。だから解決策はないと私は言っているのである。

解決策なぞ、もう無い!というロジカルな説明。

アベノミクスのおかげで4~6月期の経済指標は好転したが、その後は停滞しているように思える。理由は簡単で、私が長年主張しているとおりだ。

100円がそれなりの為替レベルなら、それでも景気回復は継続したろう。しかし100円などはまだまだ超円高でこれでは持続的景気回復なぞ土台無理なのだ。

ここにきて、まだわからないのだろうか?景気回復には円安が最重要で、最も効果的であることを

まだ、わからないみたい...。