[藤巻さん]プロパガンダ 8/28
http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2013/08/post-199.html

日本経済の低迷を見ていると、1980年代に福祉国家が先進国病(経済活力や労働意欲の低下)の原因であるとの激しい批判が起こり福祉の民営化や見直しが起こった。歴史は繰り返されるのか?
それは民意で修正されるのかそれともマーケットの力で修正されるのか?
私は、民意では既得権益やしがらみの関係で無理であり、結局マーケットが起こすガラガラポンでだと思わざるを得ない。

増税&歳出削減そして景気冷え込み対策として円安、というならばロジカルなので話はわかるが、増税&歳出増では財政赤字なんてどうでもよくで歳出に群がりたいだけ...みたい。永久に財政赤字を拡大することは不可能なので、やはりマーケットが恐怖に耐え切れなくなった時点でガラガラポンとなるのでしょう。
増税&歳出削減よりもハイパーインフレのほうが「なんだかよくわからいけどそうなっちゃいました」的で責任を曖昧にできる点で霞ヶ関では都合がいいのかも。

私の30年来のマーケット経験からすると、日本のマーケットだけが長い間、諸外国と別の動きをすることはまずない。又、需給要因がファンダメンタルに打ち勝つこともない。

需給要因説がファンダメンタルと乖離したときが藤巻さんのチャンス。

米軍のシリアへの軍事攻撃の可能性が高まってきた。しばらくは注目しなければならない。石油価格の上昇がインフレ懸念を高めると捉えるのか?それとも石油価格の上昇が景気回復を妨害するとマーケットが捉えるのか?マーケットの見方はまだ定まっていない。

マーケットの見方がJGBに影響を及ぼすということですね。